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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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最初聴いているときには、ただ好きだなぁ。。。程度だったんですが
何度も聴いているうちに・・・ゾクゾクするようになりました(笑)

すごい切ない曲で
考えるだけで波が出てきて・・・
昨日ついに、仕事中に泣き出した。(事実)
PV楽しみだなぁ・・・
がんばって欲しいなぁ。

しんりょはいつも待ってるだけだよ☆
・・・だから、何もかも遅すぎると後悔するんだゼ★




この話は相変わらず
しんりょさんの妄想が育まれておりますので
・・・あの子。きっともっとドライかも知れないあたりは否めない(笑)

囚人レン君とあの子のりんちゃんでお送りいたします(ぺこ)
ちなみに、あの子視点になりますので
あらかじめご了承ください!!




*元うた*



・・・言っておきますが、ガス室に送られて、死にますよ?
それでも覚悟して聴ける自信のある人だけ聴いてくださいね?
いいですか?
ちゃんと覚悟と同意の上で聴いてください。

そして、抉られてください。






・・・ちなみに、新作の新世界も好きです。エレベータガール!!!(笑)

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彼は知らない。

毎日私がここに訪れをワケを・・・
毎日私がここで紙ひこうきを飛ばすワケを・・・

彼は、まだ知らない。




【紙ひこうきが飛んだ、そら。】



彼女には、毎日向かう場所があった。

それは近くの刑務所。
昔そこは、世界を阻むような無機質な柵の壁だったらしい
しかし、その場所に住む住人達からの要望で

誰かが絵を書いた。

恐ろしい“囚人”の姿が見えないようにと。。。



その絵は何の変哲もない、空だった。
でも・・・それはここではない世界、絵だった。



どこまでも続く青が
ただ・・・鮮やかで

何をするわけでもなく
毎日その色を眺めていた。

彼女は、その色を見ていただけ。。。



***


私は、その絵を眺めていた。

・・・すると、白い紙ひこうきが不意に視界に入る
まっすぐまっすぐあの壁を越えてこちらに向かって私の前で落ちた。
あたりを見回してから私は徐に、その紙ひこうきを手に取った

今、確かにあの向こうから来た気がする・・・。
よくよく紙ひこうきを観てみると・・・中に何か黒ずんで見える
・・・何か書いてあるのだろうか?
ちょっとした興味から、私が紙ひこうきを開くと
そこはたった一行だけこう書いてあった。



『いつもそこから何を見ているの?』



思わず顔を上げて
ゆっくりと壁に歩み寄る

絵と絵の間の柵越しから
・・・誰かが笑った、気がした。

私は逃げ出すようにその場から走った。
走って、走って・・・ひたすら走った
そして、門をくぐり急いで建物の中に駆け込んだ

「あぁ、おかえり。りんちゃん」

そう言って最初に会ったのは
優しく出迎えるように笑いかけてくれたのは、青い髪のお兄さん。
私はその人に向かって、声を上げた


「紙と鉛筆貸して!!!」
「え?」

「お願い!!早く!!・・・わ、忘れちゃう!!!!」
「あ!うん・・・わ、解った!!
 紙と鉛筆だね?」

ちょっと待ってて!!と言って
青い髪のお兄さんは急いで

どこからか紙と鉛筆を持ってきてくれた。


私はそれを受け取ると
・・・また急いで入りだした






あのね。
怖かったんじゃないの
あのね。
恐かったんじゃないの

あのね。あのね。。。




あなたに、書かなきゃ
この紙ひこうきの“返事”を書かなきゃ。

・・・そう、思ったの。

【next】
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