レンリン以外は生きる気力です!! 現在進行形でからくり卍ばーすと中心に 頭の中が溶けていますので ご利用にはご注意くださいwww
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長い渡り廊下の先に教室。
大好きな音楽室で
好きな曲を好きなだけ弾けるのに
それでも。。。
心は、晴れない
【放課後課題授業。】
重たいドアを開けると中から女の子たちの声が聞こえた。
楽しそうに弾む会話・・・なのだろうか?
普段よりも彼女達のキーは数倍高く
甘えるように媚を売るようにさえ感じる。
そんなこと知ってか?知らずか?彼女達に話を
相槌を打っては笑ってみせる・・・
たぶん、彼は私の存在に気づいている。
彼女達の顰蹙を買いたくなくて中の様子を
伺い音楽室に入れないで居ると
不意に、先生は・・・今。気づいたそぶりで
「・・・鏡音さん?」
そう、声をかけてきた。
びくりと肩が震えたがこそっとドアから顔を出してみる
相変わらず彼女達は不快そうな顔で私を見るのだが
先生はゆっくりとこちらへと歩み寄りながら
重たいドアを大きく開きながら
「今日は、何を弾くのかな?」
ニコニコと彼女達の好きそうな笑顔を見せられるが・・・
私は言葉が出てこなかった。
背中にはじわりと汗をかく気配がして
泣き出しそうなの気持ちを押し殺すに大好きな曲の楽譜を握り締める。
すると、先生はくるりと私に背を向けて
「・・・じゃぁ、そろそろ鏡音さんに教室貸してもらえるかな?」
こちらには背を向けているから先生の顔は解らない
けど・・・彼女達の好きな顔で笑っているんだろう。
「つまんないなぁ」そんな言葉が聞こえる。
彼女達から痛いくらいに睨まれてる中で
私は楽譜を握り締めて小さくなるしか出来ない
「ほら、睨まない。
鏡音さんが怯えるだろう?」
そう言って先生の手が肩に触れ
びくりと肩が震える。
いや、震えてるのは肩だけじゃない
足元からカタカタと震えが走り出して止まらない。
「睨んでないもん!」なんて笑いながら
遠ざかっていく彼女達に本当は言いたかった。
居ても良いよ。って
先生と話していていいよ。って
置いていかないで。って
ばたん。っと閉まり私の世界が閉ざされた。
「随分遅かったね?」
「・・・HRが、長引いて。。。」
先ほどの彼女達との会話とは
随分違う声で先生がドアへ私を貼り付ける
私とよく似た色髪の間から私と違う色の瞳がジッと見透かそうとする
私はその目が苦手で目線を逸らす。
「ふぅん。そう」
まるで、面白くない。と声が言っている
コソッと先生の後ろにあるピアノに目を向ける
『弾きたいのに・・・』
そう思っていると、何も言わずに
その手が制服の間から滑り込んできた
「後で、ちゃんと弾かせてあげるから」
持てばね?っと彼は、笑いながら冷たいに指先が
肌の上をゆっくり辿る様に上にと上がってくる
逃れたくて身をよじって見るけれど
・・・ソレさえも彼にとって見れば滑稽なものでしかない。
与えられる経験などほぼ無いに等しいのに
私の弱い所を熟知したように
ねっとりと指とは違って生暖かい感触が肌を伝い
時折、歯を立てるように鈍い痛みを与えられて
上げそうになる声を楽譜を噛んで必死で噛み殺していると
ソレが可笑しかったのか?くすくすと笑う声が聞こえ
「音楽室は防音されてるから
・・・いくらでも、声上げていいんだよ?」
息苦しさと恥ずかしさで意識がくらつく中で
耳元に熱い息がかけられて、体が嫌でも震え上がる。
「それじゃぁ・・・鏡音さん
“ご主人様”におねだりしてごらん?」
この前教えてあげたよね?っと笑って見せるのは
彼女達に見せるものより数倍悪質で綺麗なものだから
いつも息が止まりそうになる。。。
元から抗うことなど出来ず
恐る恐るその首に手を回し、自分の唇を寄せ
薄く開いている口先から自ら舌を差し入れ
不慣れな動きで彼のものと絡めて見せる・・・が
じれったくなったのか、きつく深く絡みつき
たくさんの唾液が流れ込んできて
自然に上げてしまう自分の声と
飲み込みきれず口の端から伝い落ちる
息をしても
溺れていくような
そんな意識の中で
手の中の楽譜と一緒に
自分が、崩れ落ちていく。そんな気がした。
「もっと、練習しないと・・・な?」
遠くなりそうな意識の中で
私は“ご主人様”に従うよりほか、ない。
そう思って、最後に落ちる楽譜の変わりに
きつく彼の服を握り締めた。
【next】
あんまり聞かないでください。
・・・・取り合えず、言いたいこと。
鍵は閉めてください(ぺこり)
長い渡り廊下の先に教室。
大好きな音楽室で
好きな曲を好きなだけ弾けるのに
それでも。。。
心は、晴れない
【放課後課題授業。】
重たいドアを開けると中から女の子たちの声が聞こえた。
楽しそうに弾む会話・・・なのだろうか?
普段よりも彼女達のキーは数倍高く
甘えるように媚を売るようにさえ感じる。
そんなこと知ってか?知らずか?彼女達に話を
相槌を打っては笑ってみせる・・・
たぶん、彼は私の存在に気づいている。
彼女達の顰蹙を買いたくなくて中の様子を
伺い音楽室に入れないで居ると
不意に、先生は・・・今。気づいたそぶりで
「・・・鏡音さん?」
そう、声をかけてきた。
びくりと肩が震えたがこそっとドアから顔を出してみる
相変わらず彼女達は不快そうな顔で私を見るのだが
先生はゆっくりとこちらへと歩み寄りながら
重たいドアを大きく開きながら
「今日は、何を弾くのかな?」
ニコニコと彼女達の好きそうな笑顔を見せられるが・・・
私は言葉が出てこなかった。
背中にはじわりと汗をかく気配がして
泣き出しそうなの気持ちを押し殺すに大好きな曲の楽譜を握り締める。
すると、先生はくるりと私に背を向けて
「・・・じゃぁ、そろそろ鏡音さんに教室貸してもらえるかな?」
こちらには背を向けているから先生の顔は解らない
けど・・・彼女達の好きな顔で笑っているんだろう。
「つまんないなぁ」そんな言葉が聞こえる。
彼女達から痛いくらいに睨まれてる中で
私は楽譜を握り締めて小さくなるしか出来ない
「ほら、睨まない。
鏡音さんが怯えるだろう?」
そう言って先生の手が肩に触れ
びくりと肩が震える。
いや、震えてるのは肩だけじゃない
足元からカタカタと震えが走り出して止まらない。
「睨んでないもん!」なんて笑いながら
遠ざかっていく彼女達に本当は言いたかった。
居ても良いよ。って
先生と話していていいよ。って
置いていかないで。って
ばたん。っと閉まり私の世界が閉ざされた。
「随分遅かったね?」
「・・・HRが、長引いて。。。」
先ほどの彼女達との会話とは
随分違う声で先生がドアへ私を貼り付ける
私とよく似た色髪の間から私と違う色の瞳がジッと見透かそうとする
私はその目が苦手で目線を逸らす。
「ふぅん。そう」
まるで、面白くない。と声が言っている
コソッと先生の後ろにあるピアノに目を向ける
『弾きたいのに・・・』
そう思っていると、何も言わずに
その手が制服の間から滑り込んできた
「後で、ちゃんと弾かせてあげるから」
持てばね?っと彼は、笑いながら冷たいに指先が
肌の上をゆっくり辿る様に上にと上がってくる
逃れたくて身をよじって見るけれど
・・・ソレさえも彼にとって見れば滑稽なものでしかない。
与えられる経験などほぼ無いに等しいのに
私の弱い所を熟知したように
ねっとりと指とは違って生暖かい感触が肌を伝い
時折、歯を立てるように鈍い痛みを与えられて
上げそうになる声を楽譜を噛んで必死で噛み殺していると
ソレが可笑しかったのか?くすくすと笑う声が聞こえ
「音楽室は防音されてるから
・・・いくらでも、声上げていいんだよ?」
息苦しさと恥ずかしさで意識がくらつく中で
耳元に熱い息がかけられて、体が嫌でも震え上がる。
「それじゃぁ・・・鏡音さん
“ご主人様”におねだりしてごらん?」
この前教えてあげたよね?っと笑って見せるのは
彼女達に見せるものより数倍悪質で綺麗なものだから
いつも息が止まりそうになる。。。
元から抗うことなど出来ず
恐る恐るその首に手を回し、自分の唇を寄せ
薄く開いている口先から自ら舌を差し入れ
不慣れな動きで彼のものと絡めて見せる・・・が
じれったくなったのか、きつく深く絡みつき
たくさんの唾液が流れ込んできて
自然に上げてしまう自分の声と
飲み込みきれず口の端から伝い落ちる
息をしても
溺れていくような
そんな意識の中で
手の中の楽譜と一緒に
自分が、崩れ落ちていく。そんな気がした。
「もっと、練習しないと・・・な?」
遠くなりそうな意識の中で
私は“ご主人様”に従うよりほか、ない。
そう思って、最後に落ちる楽譜の変わりに
きつく彼の服を握り締めた。
【next】
あんまり聞かないでください。
・・・・取り合えず、言いたいこと。
鍵は閉めてください(ぺこり)
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