レンリン以外は生きる気力です!! 現在進行形でからくり卍ばーすと中心に 頭の中が溶けていますので ご利用にはご注意くださいwww
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***
一昨日、靴が無くなった。
昨日、教科書が無くなった。
【はつこいびと。4】
それから、私の秘密基地は
人口が増えた。
「どーも。」
「こいつ、日光浴させないといけないから」
そう言って鏡音君のとなりにいるのは、初音君。
・・・相変わらず?仲が良いみたいだけど
「人を植物みたいに言うなよ」
「だって、ミク姉から言われてるから
・・・ちゃんと光合成させておいて。って」
鏡音君に言われて初音君が押し黙る。。。
教室ではあんまり話している所を見ないけど
たぶん、仲良しなんだと思う
男の子とはよく解んないから、いいや。
取り合えず2人の近くに座ると
大人しくカバンを開ける。
ソレを合図のようにして2人も持参してきたご飯を食べ始める
初音君と私はお弁当。
鏡音君は相変わらずコンビニのお弁当。
「・・・お前そればっかだな?」
「ん?俺、ハンバーグ好きだし?
ココの結構美味いんだぞ?」
「いや・・・偏ってるって話。」
呆れながら初音君は箸を進めているが
それは、私も思ってた。
ココ最近ずっとお昼が一緒だが・・・
鏡音君はいつも菓子パンかそのハンバーグのお弁当。
ハンバーグが好きなのは初めて知ったけど・・・
そんなやりとりを観ながら開けっ放しだったカバンを
こっそり自分の後ろに隠した。
「鏡音さん・・・どうか、した?」
「!!」
気づかれないようにカバンを隠したところで
突然話題を振られて跳ね上がるくらいに驚いた。
・・・実際は、跳ねてはないけどね?ソレくらい驚いたんです。
「さっきから黙ってるけど
・・・コイツ勝手に連れて来て、怒ってる?」
「へ?」
「なにそれ?無理やり連れて来て置いて。。。」
・・・無理やり?
「だって、女の子とだぞ!!2人きりだぞ!!!
我慢できる余裕は俺には、無いね!」
「ハイハイ、威張るな。
俺はブレーキ係なワケね?」
「そうそう」
「リカバリすんぞ?」
「・・・さーせん。」
初音君の声が重く響くと
流石に鏡音君が大人しくなった。
鏡音君が何を我慢するのか解らないままだったけど
・・・・もそもそと、沈黙の中で食事が進んでいった。
ちょっと不思議。
なんか不思議。
そんな中、私が一人我慢出来ずに、笑い出してしまって
何事かと?驚いて目を丸くする2人を見てまた私は笑った
すると・・・2人も私を見てケラケラ笑い出した。。。
「鏡音さん、やっぱ笑ってるほうがいいね?」なんて
よくある恋愛小説みたいな台詞を言われた。。。
相変わらず笑っている彼はなんだか、むず痒くて変な感じだけど
あぁ、言われた女の子達はこんな気分なのか・・・
なんて思うと、くすぐったいと思えた。
久しぶりに声を上げて笑った、気がする
久しぶりにこんなに話をした、気がする
久しぶりに誰かとご飯を食べた。
明日は渡せると良いな。
カバンの中のもう一人分のお弁当。
***
女の子は、恐い。
一昨日、靴が無くなった。
***
「あれ?一緒に行かないの?」
「私は、時間ずらす」
「・・・じゃぁ・・・俺らもそうするか?」
昼ごはんが終わって
それぞれタイミングを外して教室へと向かう。
こんなにお昼の時間が短いと感じたことはなかったっと思う。
一人で昼ごはんを食べて、あとはずっと本を読んで
・・・無意味に、時間を潰してたのに
私が本のこと忘れるくらいに・・・
本当にくだらない話をしていたと思う。
2人にすればソレは日常会話なのかもしれないけど
私に気を使うそぶりもなく(鏡音君は時々するけど。。。)
・・・ソレさえも、楽しいと思った。
そんな些細な、たった数分前のこと思い出して
くすくす笑いながら鏡音君と初音君と違う方向から教室へ向かっていた
不意に、女の子に道を塞がれた。
後ろに戻ろうとすると後ろも塞がれた。
彼女達からものすごい、顔で睨まれてる。。。
可愛くメイクした顔が原型をとどめない位、怖かった。
でも・・・その理由も少なからず解っている。
こくりと息を飲むと・・・
漸くその中の1人に口を開いた。
「・・・ちょっと、いい?」
その時、頭の中で考えていたことは
『次の授業・・・間に合うかな?』なんて、そんなことだった。
***
女の子は、怖い。
昨日、教科書が無くなった。
***
刃向かっても、刃向かわなくても
状況は、いつだって・・・一緒。
学校の人気の無い場所での
よくある安直な罵倒で罵られるが
金切り声で何を言っているのか解らない
旧校舎の中に響く声はきっと誰にも届かないから
脅しや嫌がらせするにはいい場所なんだろうなぁ。。。
階段下の空間は空気が冷たくて背中にぶつかる壁がひんやりと冷たく
下の階は空気の循環が悪くてかび臭くて少し苦手で
さっきまで、鏡音君と初音君と話していた屋上が少し恋しくなる。
「ちょっと、聞いてるの!!」
たぶん、そろそろ殴られるんだろうなぁ・・・
なんて思っていると、頬に痛みが走る
予想はしていたけど・・・まさか本当にくるとは思わず
口の中に錆びた鉄の味がする。。。
黙って口元を拭い『今何時かな?』なんて考えている。
早く教室に戻りたい。
教室に戻らないと。。。
心配されちゃう。。。
・・・あれ?
誰に?
不意に浮かんだ顔は、どうしてだろう?
「・・・ハンバーグ作らなきゃ。」
思わず呟いた一言に、彼女達の怒りを煽ったらしい
「は?何言ってんの!!」
一人の手がスカーフに伸びて無理やり引っ張られる
いきなりの反動で思わずカバンを落としてしまう
「なんで、あんたなんかがっ!!!」
私だって、知らないよ。
私だって、知りたいよ。
なんで、私なんかなんだろう・・・?
「・・・鏡音さん?」
幻聴が聞こえる。そう思っていると
けれど、そうではなかったらしい・・・
そこに響く声に、彼女達の顔が青ざめた。
それからいきなり突き飛ばされ・・・
彼女達は一目散に逃げてゆく。
ずるずると思わず座り込むとあの幻聴が姿を表した。
「鏡音さん?」
もう一度呼ばれ、徐に顔を上げると・・・
鏡音君の顔が曇った。
階段を飛ばして駆け寄り・・・暫し、私を見た後で
ゆっくり沈むように私の前に座る込みながら
「・・・だれ?」
「え?」
ゆるりと伸ばされた手ひらが
殴られて熱を持つ頬をやんわりと触れる。
壁とではいかないけど鏡音君の手も
ひんやりとしてて気持ちいなぁ。。。そう思って顔を上げると
「鏡音さん、殴ったのは・・・誰?」
その声は私の知らない鏡音君だった。
さっき初音君が脅しに使った音よりもはるかに低い音域の声で
私の方が脅されている気がして・・・
喉の奥で声が張り付いて出てこなくて
ソレをどう思ったのか解らないが
立ち上がる彼が逃げていた彼女達のほうを見て
「・・・殴る。」
静かに呟く一言になにかわからずに居たが
慌てて・・・走り出しそうな足を引き止める。
「何!?」
「な、殴っちゃだめ!!」
「何で!!鏡音さん殴られてんジャン!!」
「でも、鏡音君が殴っちゃだめ!!!」
「・・・っ、彼女が殴られてほっとけられるワケないだろう!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
鏡音君が張り上げた声に
思わず、黙り込む。
鏡音君には悪いけど、意外だった。
たくさんの女の子とお付き合いをする鏡音君だから
『彼女』という飾りが欲しいのか本当は、そう思っていた。
だから・・・本気になって怒っている鏡音君を驚いて見ていた
でも・・・私の手は鏡音君を掴んだまま
暫くそのままでいると
鏡音君は私に向き直り・・・大人しく座り込んだ。
「あのさ・・・・笑わないで、そんなに。」
「あ。ごめん。。。」
気づかれないように他所を向いていたんだけど・・・
「鏡音君の怒った顔始めて見たから。
・・・あんな顔するんだね?」
そう言うと、鏡音君は何故か
自分のほっぺたを引っ張りながら
「・・・変わってた?」
「うん。すっごい怖かった」
「・・・ごめん。」
「ううん。安心した。
鏡音君いつも笑ってばかりだから」
ちゃんと表情変わるんだね?っと言うと
きょとんとされ・・・暫く考え込まれ
それから。。。
「じゃぁ・・・きっと、鏡音さんのおかげだね?」
「・・・?」
そう言って鏡音君が立ち上がる。
何を言われているのか解らなくて首を傾げると
「はい。」っと手を差し出される。
様子を窺うように鏡音君とその手を見てから
ソッと自分の手を乗せた。
ギュッと握り締めら、立ち上がる
「あぁ・・・授業はじまってんなぁ」
「ごめんね?」
「や、俺のせいだし
あ・・・屋上いこうっか?」
そう言って鏡音君が私のカバンを拾い上げてくれる
「サボるの?」
「え?今から行く?」
人質と言わんばかりの
カバンは鏡音君が持ってるし・・・
「でも・・・2人きりになっちゃうよ?
なんか、我慢ししてるんでしょ?鏡音君」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ソレは挑戦状ですか?鏡音さん?」
言っている意味が理解できないんですが?という意味で
首を傾げると・・・
「はい、鏡音さんは天然でした!!さーせん!!!」
そう言って繋いでいた腕を引っ張りように歩き出した。
縺れそうになる足でよたれながら鏡音君に合わせて歩いていく
次の日から・・・
私への嫌がらせが、無くなった。
【next】
・・・マセの意味が本当に無い子だねぇ。。。
ほら、うちのマセは本命には弱いんだよ!!!!(ん?)
書きたかったのは・・・ここまでなんだよねぇ。。。
ん~でも思いのほか伸びてます。。。ずずずって伸びてます。
鏡音君の昔話とか??あれ?これって誰メイン??
・・・気が済むかで、書くか。
一昨日、靴が無くなった。
昨日、教科書が無くなった。
【はつこいびと。4】
それから、私の秘密基地は
人口が増えた。
「どーも。」
「こいつ、日光浴させないといけないから」
そう言って鏡音君のとなりにいるのは、初音君。
・・・相変わらず?仲が良いみたいだけど
「人を植物みたいに言うなよ」
「だって、ミク姉から言われてるから
・・・ちゃんと光合成させておいて。って」
鏡音君に言われて初音君が押し黙る。。。
教室ではあんまり話している所を見ないけど
たぶん、仲良しなんだと思う
男の子とはよく解んないから、いいや。
取り合えず2人の近くに座ると
大人しくカバンを開ける。
ソレを合図のようにして2人も持参してきたご飯を食べ始める
初音君と私はお弁当。
鏡音君は相変わらずコンビニのお弁当。
「・・・お前そればっかだな?」
「ん?俺、ハンバーグ好きだし?
ココの結構美味いんだぞ?」
「いや・・・偏ってるって話。」
呆れながら初音君は箸を進めているが
それは、私も思ってた。
ココ最近ずっとお昼が一緒だが・・・
鏡音君はいつも菓子パンかそのハンバーグのお弁当。
ハンバーグが好きなのは初めて知ったけど・・・
そんなやりとりを観ながら開けっ放しだったカバンを
こっそり自分の後ろに隠した。
「鏡音さん・・・どうか、した?」
「!!」
気づかれないようにカバンを隠したところで
突然話題を振られて跳ね上がるくらいに驚いた。
・・・実際は、跳ねてはないけどね?ソレくらい驚いたんです。
「さっきから黙ってるけど
・・・コイツ勝手に連れて来て、怒ってる?」
「へ?」
「なにそれ?無理やり連れて来て置いて。。。」
・・・無理やり?
「だって、女の子とだぞ!!2人きりだぞ!!!
我慢できる余裕は俺には、無いね!」
「ハイハイ、威張るな。
俺はブレーキ係なワケね?」
「そうそう」
「リカバリすんぞ?」
「・・・さーせん。」
初音君の声が重く響くと
流石に鏡音君が大人しくなった。
鏡音君が何を我慢するのか解らないままだったけど
・・・・もそもそと、沈黙の中で食事が進んでいった。
ちょっと不思議。
なんか不思議。
そんな中、私が一人我慢出来ずに、笑い出してしまって
何事かと?驚いて目を丸くする2人を見てまた私は笑った
すると・・・2人も私を見てケラケラ笑い出した。。。
「鏡音さん、やっぱ笑ってるほうがいいね?」なんて
よくある恋愛小説みたいな台詞を言われた。。。
相変わらず笑っている彼はなんだか、むず痒くて変な感じだけど
あぁ、言われた女の子達はこんな気分なのか・・・
なんて思うと、くすぐったいと思えた。
久しぶりに声を上げて笑った、気がする
久しぶりにこんなに話をした、気がする
久しぶりに誰かとご飯を食べた。
明日は渡せると良いな。
カバンの中のもう一人分のお弁当。
***
女の子は、恐い。
一昨日、靴が無くなった。
***
「あれ?一緒に行かないの?」
「私は、時間ずらす」
「・・・じゃぁ・・・俺らもそうするか?」
昼ごはんが終わって
それぞれタイミングを外して教室へと向かう。
こんなにお昼の時間が短いと感じたことはなかったっと思う。
一人で昼ごはんを食べて、あとはずっと本を読んで
・・・無意味に、時間を潰してたのに
私が本のこと忘れるくらいに・・・
本当にくだらない話をしていたと思う。
2人にすればソレは日常会話なのかもしれないけど
私に気を使うそぶりもなく(鏡音君は時々するけど。。。)
・・・ソレさえも、楽しいと思った。
そんな些細な、たった数分前のこと思い出して
くすくす笑いながら鏡音君と初音君と違う方向から教室へ向かっていた
不意に、女の子に道を塞がれた。
後ろに戻ろうとすると後ろも塞がれた。
彼女達からものすごい、顔で睨まれてる。。。
可愛くメイクした顔が原型をとどめない位、怖かった。
でも・・・その理由も少なからず解っている。
こくりと息を飲むと・・・
漸くその中の1人に口を開いた。
「・・・ちょっと、いい?」
その時、頭の中で考えていたことは
『次の授業・・・間に合うかな?』なんて、そんなことだった。
***
女の子は、怖い。
昨日、教科書が無くなった。
***
刃向かっても、刃向かわなくても
状況は、いつだって・・・一緒。
学校の人気の無い場所での
よくある安直な罵倒で罵られるが
金切り声で何を言っているのか解らない
旧校舎の中に響く声はきっと誰にも届かないから
脅しや嫌がらせするにはいい場所なんだろうなぁ。。。
階段下の空間は空気が冷たくて背中にぶつかる壁がひんやりと冷たく
下の階は空気の循環が悪くてかび臭くて少し苦手で
さっきまで、鏡音君と初音君と話していた屋上が少し恋しくなる。
「ちょっと、聞いてるの!!」
たぶん、そろそろ殴られるんだろうなぁ・・・
なんて思っていると、頬に痛みが走る
予想はしていたけど・・・まさか本当にくるとは思わず
口の中に錆びた鉄の味がする。。。
黙って口元を拭い『今何時かな?』なんて考えている。
早く教室に戻りたい。
教室に戻らないと。。。
心配されちゃう。。。
・・・あれ?
誰に?
不意に浮かんだ顔は、どうしてだろう?
「・・・ハンバーグ作らなきゃ。」
思わず呟いた一言に、彼女達の怒りを煽ったらしい
「は?何言ってんの!!」
一人の手がスカーフに伸びて無理やり引っ張られる
いきなりの反動で思わずカバンを落としてしまう
「なんで、あんたなんかがっ!!!」
私だって、知らないよ。
私だって、知りたいよ。
なんで、私なんかなんだろう・・・?
「・・・鏡音さん?」
幻聴が聞こえる。そう思っていると
けれど、そうではなかったらしい・・・
そこに響く声に、彼女達の顔が青ざめた。
それからいきなり突き飛ばされ・・・
彼女達は一目散に逃げてゆく。
ずるずると思わず座り込むとあの幻聴が姿を表した。
「鏡音さん?」
もう一度呼ばれ、徐に顔を上げると・・・
鏡音君の顔が曇った。
階段を飛ばして駆け寄り・・・暫し、私を見た後で
ゆっくり沈むように私の前に座る込みながら
「・・・だれ?」
「え?」
ゆるりと伸ばされた手ひらが
殴られて熱を持つ頬をやんわりと触れる。
壁とではいかないけど鏡音君の手も
ひんやりとしてて気持ちいなぁ。。。そう思って顔を上げると
「鏡音さん、殴ったのは・・・誰?」
その声は私の知らない鏡音君だった。
さっき初音君が脅しに使った音よりもはるかに低い音域の声で
私の方が脅されている気がして・・・
喉の奥で声が張り付いて出てこなくて
ソレをどう思ったのか解らないが
立ち上がる彼が逃げていた彼女達のほうを見て
「・・・殴る。」
静かに呟く一言になにかわからずに居たが
慌てて・・・走り出しそうな足を引き止める。
「何!?」
「な、殴っちゃだめ!!」
「何で!!鏡音さん殴られてんジャン!!」
「でも、鏡音君が殴っちゃだめ!!!」
「・・・っ、彼女が殴られてほっとけられるワケないだろう!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
鏡音君が張り上げた声に
思わず、黙り込む。
鏡音君には悪いけど、意外だった。
たくさんの女の子とお付き合いをする鏡音君だから
『彼女』という飾りが欲しいのか本当は、そう思っていた。
だから・・・本気になって怒っている鏡音君を驚いて見ていた
でも・・・私の手は鏡音君を掴んだまま
暫くそのままでいると
鏡音君は私に向き直り・・・大人しく座り込んだ。
「あのさ・・・・笑わないで、そんなに。」
「あ。ごめん。。。」
気づかれないように他所を向いていたんだけど・・・
「鏡音君の怒った顔始めて見たから。
・・・あんな顔するんだね?」
そう言うと、鏡音君は何故か
自分のほっぺたを引っ張りながら
「・・・変わってた?」
「うん。すっごい怖かった」
「・・・ごめん。」
「ううん。安心した。
鏡音君いつも笑ってばかりだから」
ちゃんと表情変わるんだね?っと言うと
きょとんとされ・・・暫く考え込まれ
それから。。。
「じゃぁ・・・きっと、鏡音さんのおかげだね?」
「・・・?」
そう言って鏡音君が立ち上がる。
何を言われているのか解らなくて首を傾げると
「はい。」っと手を差し出される。
様子を窺うように鏡音君とその手を見てから
ソッと自分の手を乗せた。
ギュッと握り締めら、立ち上がる
「あぁ・・・授業はじまってんなぁ」
「ごめんね?」
「や、俺のせいだし
あ・・・屋上いこうっか?」
そう言って鏡音君が私のカバンを拾い上げてくれる
「サボるの?」
「え?今から行く?」
人質と言わんばかりの
カバンは鏡音君が持ってるし・・・
「でも・・・2人きりになっちゃうよ?
なんか、我慢ししてるんでしょ?鏡音君」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ソレは挑戦状ですか?鏡音さん?」
言っている意味が理解できないんですが?という意味で
首を傾げると・・・
「はい、鏡音さんは天然でした!!さーせん!!!」
そう言って繋いでいた腕を引っ張りように歩き出した。
縺れそうになる足でよたれながら鏡音君に合わせて歩いていく
次の日から・・・
私への嫌がらせが、無くなった。
【next】
・・・マセの意味が本当に無い子だねぇ。。。
ほら、うちのマセは本命には弱いんだよ!!!!(ん?)
書きたかったのは・・・ここまでなんだよねぇ。。。
ん~でも思いのほか伸びてます。。。ずずずって伸びてます。
鏡音君の昔話とか??あれ?これって誰メイン??
・・・気が済むかで、書くか。
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