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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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先生×生徒

いつもよりもレン君が大分大人しい話。
いつもよりもいやらしさにかけられもない話。

・・・いつもの話にそもそもいやらしさはあっただろうか??

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***



   私には好きな人が居た 
   子供の頃から今も変わらずに思い続けている人


「ねぇ、鏡音さん掃除当番代わって欲しんだけど。。。駄目かな?」


クラスの子に頼まれた。。。
という、押しつけでしかないけど
今から掃除当番を変わると夕方の
売り出しには間に合いそうにない。。。けれど。

「うん、いいよ。」

解ってる。
こうしなきゃいけないこと
差し出されたホウキを受け取ろうとした時



   でも、その人は・・・



「コラ!なんでも鏡音に押しつけてないで
 たまには自分らでやってから帰れよな?」

差し出されたホウキを彼女たちへ
突き返した大きな手。


「わ、レン君先生出た!」
「普通に先生って言え!
 まったく、いい加減鏡音に仕事増やすな?」

不機嫌そうに彼女たちに言うのは
うちの学校で一番男女の生徒から一番支持率の高い先生。


さっきまでの声色とは違う声で彼女たちは・・・

「だって、鏡音さんいいよって言ってくれたし~」
「そうだよ?鏡音さんが言ったんだよ?」
「あのな・・・それは「あ。いいよ?掃除私やっとくから。。。ね?」

先生がいらないことを
言う前に私はそれを防いだ。
とたん、先生の不服そうな顔は私に向けられる
けれど・・・見なければ怖くないので視線を向けない。

「じゃぁ、鏡音さんお願いね~」

そう言って足早に去っていく
彼女たちを見送りながらホッと胸を撫で下ろす。。。
何も揉めなくてよかった。。。たかがそれだけだけど、それに限る。。。
後で、何かにつけられて根に持たれても困るので・・・
なにぶん私は、親元から離れて暮らしている
何があろうとも、自分のことは自分でできないと親に引き戻されてしまう。
それが、イジメであっても・・・私はこの学校に通い続けたい理由があった。














そう、それは。。。

「・・・まったく、リンはほんとお人よりだから
 そうやって付け込まれるんだよ?」

そう言って、教室の掃除用具から
もう1本のホウキを出してきた。
私がそれに気付き慌てて止めようとすると・・・

「あ。いいよ。
 軽く掃いてゴミ捨てるだけにするから・・・」
「何言ってんだよ?それじゃぁ。。。
 今日のタイムセール間に合わないんだろう?」

15分で終わらせる。と勝手に意気込み始めた先生。
なんか、ホウキ合わないなぁ。。。っと思いながら
気付かれないようにこっそり笑う。

学校で一番若く私たちと年が近いせいもあって
男子生徒からは、よくじゃれ合い対象になりやすい
子供のような無邪気なあるがままの性格で
その反面、授業中見せる大人らしさに女子からの黄色い声援は毎日響く。



昔から変わらない、そんな性格。

そんなところが今も大好きで・・・
私はこの学校に、入った。





ねぇ、先生約束憶えていますか?




【煩わしくても愛おしい距離】



 掃除が終わるとすぐに、先生は車で
スーパーへ向かってくれ本日特売のタイムセールに間に合った。
暫く、食事が裕福になってホクホクしているうちに
車は私のアパートの前へ

「あ。今日はありがとうございました。
 おかげでいっぱい助かりましたvv」

ホクホクと両手に戦利品を抱えながらお礼を言うと
先生は、苦笑いをしながら「や、俺も助かったし?」と
後ろの席に目を向けると・・・後部座席には私の倍以上の買い物袋があった。。。


「先生。細いくせに食べすぎなんだよ・・・。」
「いいの、俺は太らない体質だから☆」

「年逝ってから痛い目見ればいいんだ
 ・・・肥満でぷくぷくなってしまえいいんだ!」
「はは、リン口調戻ってるし」


言われた、はたりと気がつく。。。
昔からの癖はなかなか直せない
学校では人目があるから気を張っているけれど
・・・すぐに、調子に乗せられてしまう


「もう・・・帰ります。」


これ以上狂わされてはいけないと
慌てて怒ったフリして車を出ようとすると手を掴まれた。

「リン。」
「はい?」


   不意に見せたのは
   心配そうな、保護者の顔。


「・・・本当にいいの?」
「え?」



   私の、一番嫌いな顔。。。



「一緒に暮らしたっていいんだよ?」
「また・・・その話?
 お母さんにも大丈夫って言ったから平気なの!」

その手を振り払い
私は車から降りた。
思いっきり音を立ててドアを閉める


「リン、ちが・・・「お母さんに何言われても
 私は卒業するまで絶対、学校辞めないから!!」


そう言って私はアパートの階段を駆け上がった。
車のドアが開く音が聞こえたけど
無視して足を進めた叩きつけるように
玄関を閉めて鍵をかけその場に座り込んだ





   先生はいつもそういう顔をして、私を見る。
  

   私の嫌いな、顔で





遠くなっていく車の音を聴きながら 
私は漸く、顔をあげた。。。

『買ったの冷蔵にしまわないと。。。』
そう思って曇った視界を振り払い立ち上がった

不意に目についたのは
部屋に飾ってある写真立て。
そっと手に取る、乾いた涙がまた落ちる


その中で笑う楽しそうに笑っている
私と、お母さんと・・・先生の写真。



「保護者なんていらないんだから・・・気付いてよ、バカ。」



そう言って写真立てもベットに投げた。

【next】
しんりょにしては珍しいレン君ですよ!!!
いつもは初っ端から車でしたら、即監禁ですもの!!!!ね?(笑)
 

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