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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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弟連君のターン★(笑)

ん~ごみん!!!

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***

午後の昼下がり。
嬉々とお弁当を食べていると

「鏡音さん、話があるんだけど。。。いい?」

なぁんて、知らない男子に言われた。



【嘆いたカナリア。】



連れて来られたのは、体育館裏。

この時間は流石にまだみんなお弁当を食べている時間で
生徒の姿は愚か、人らしき姿は見当たらない・・・

なんだろう?
このひ弱そうな男子は
・・・私に果し合いだろうか?


所で私は・・・彼に、何かしたっけ??


果し合いを申し込まれるようなことは
何もしてないんだけどなぁ・・・
と思って言うると、急に彼は勢いよく振り返った


なに?!
喧嘩ですか!!


こう見えても小さいときは
弟と本気で喧嘩して負けたことは無いんだから!!っと
こちらも戦闘体制をとった・・・その時だった。



「リーン!!ご飯~」



と、あたりに響く気の抜けるような声に思わずこけそうになると
・・・近くの草むらが揺れてそこからひょこりと顔を出してきたのは


「何やってんのよ、連」
「何って?弁当早く食おうよ?」


だから、呼びに来た!と変なところから出てきたのは
私の双子の弟。。。だった



「・・・あのねぇ」



文句に1つでもぶつけてやろうと口を開くと
その直後に、奴の方が先に口を開いた


「ん?誰?」
「え?知らない人。」


フルフル首をふると。。。


「知らない人にはついてくなって
 カイト兄にアレだけ言われてるだろう?」
「え?あ、ごめんなさい・・・」


「なにやってんだよ!」と逆に怒られた。。。

あれ?なんか可笑しくない??
私、何で怒られてるの??
よく、解らないなぁ。。。と思っていると
連は不意にひ弱そうな男子に目を向けて、手を叩いた


「あ、もしかして・・・・
 リンに告白しようとしてた?安住君??」

「ん?連知ってるの??」


「あぁ、知ってるよ・・・たしか。
 うちの学年で2番目にカッコいいって噂だったっけ?」


と、逆に相手に問いかける。
相手はその対処にどうしていいのか解らず
思えわずどもっているけど・・・

へ~ぇ、そんなの知らなかった。

じゃぁうちの学年誰が一番なんだろう?とかよく解らないことを
頭を走る抜けたが・・・まぁ、ソレは置いておいて。。。


「それで、私に何の話があるんですか?」
「・・・っえ!!」


ものすっごく動揺して連を見ては言いよどむの
なんだか、ものすっごく疲れるんですけど。。。
私に用なの?それとも、連にご用なの??
なんなのかなぁ?

私も、お弁当残してきたから早く食べたい。。。

そんな意味をこめて、思わず連を見上げると
何故か、楽しそうに笑みを浮かべて私を見た

・・・何よ、やるのか!

身長は負けてたけどまだ
私の方が喧嘩は負けてないでしょ!!

そんな意味をこめて連を睨むと
何故かするりと腕を私の首に巻きつけて
自分の方へと引き寄せた。

「なに?りん?お腹すいたの?」
「?」


お腹はすいてるけど・・・なに?


「俺も空いたよ・・・
 だから、共食いしちゃおう?」
「え?」


意味の解らない言葉に声を上げた
その声すら食らうように
目の前で、連の口が開いた。

何をされているのかが解ったのは・・・
口の中に生暖かい物体が入り込んで来てからだった。
薄く開いていた唇の中をゆるりと入る込んで来ては
私の舌と自分のものを絡めようと
それはとても器用に動き、まるで口の中を違う生き物が
蠢き回っているかのようで呼吸の取り方の解らない私は
ゆっくりと与えられる連の息にただ、すがるしかない。

甘く痺れるの頭ではすでに足元の失われていて
気はついたときには、しっかりとした連の腕の中に収まっていた。

漸く、放された唇から
名残しそうに糸が繋がり、ぷちんと切れる。

「りん、可愛い」

と、囁きながら濡れた口元を連の親指に拭われる。
・・・けど、気恥ずかしくなってそのまま制服の中に顔を押し付けた。
そんな光景を惜しげもなく人様の前でさらされたのか解らない。
すでに連がこんなことをする理由が本当に、解らない。。。


「じゃあ、そう言う訳だから・・・
 他の奴らにもそう言って置いてよ?」


なんて・・・言ったかと思うとふわりと足元からの
浮遊感に驚いて顔を上げると・・・すぐ目の前に連が居る。

「まだ、歩けないだろう?」
「・・・え、あ。うん////」

音と立てて頬に啄ばまれた。
確かにまだ、足元は覚束ないと思う・・・
けど、ソレの元凶は全てお前だろう!と言いたかったけど
・・・今は連の顔を見るのも恥ずかしくて変に暴れたりせず
ココは大人しくお姫様抱っこと言うものに身を預けてた。。。

不意に残されたひ弱そうな彼(安住君)をみると
顔面蒼白で・・・白く固まっていた。。。



さっきまでは、オロオロしてたのに・・・
彼の老いた原因は何だろう??はて?



それにしても・・・

こうしてみて、初めて気がつく。
結構、連は・・・逞しいのだと思った。

簡単に持ち上げられらた時も
今こうして抱き上げられてる時も


「骨と皮・・・だけだと思ったのに・・・」
「ん?なんか言った?」

「なぁんでもない。」
「あ、そう?」



この時、初めて弟が
「男の子」なんだと理解した。




















































































・・・まったく、人の苦労も知らないで。

俺がどれだけ大変かこれっぽっちの知らないで
こんなに簡単にひょいひょい誰かに
着いて行かないで欲しいんですけど?

今だって、何で呼び出されてか
天然の君はきっと解っちゃ居ない。
きっと「果し合い」位にしか思ってないだろう?

・・・ばかだなぁ?

言ったろう?
告白されかかってんだぞ?
・・・まぁ、聞こえて無いんだろうけどね?



どんな手だって使ってやるよ?

姉弟なんて関係ない。
双子なんて関係ない。



君が、俺のものにするためになら。。。



君の元で、憐れに泣き続けてやりますよ?
そしたら君は俺の声しか聞こえやしないだろう?

【next】
・・・何レン?かと問われると・・・調子のいいレン?(どんなー!!!!)
病んでんのか?マセてんのか?ぼけてるのか?さっぱり!!!!
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