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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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マセ×てんねん。のはずだけど・・・へたれてる。。。あぁぁぁ!!!!
うちのマセさんは本当に本命にはへたれすぎる!!!


しんりょは、エロとマセの差がわかりません。。。
あと、イケとマセの差もわからないので

・・・もう一緒でよくねぇ?(良くないって。)

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***

「リン、聞いてくれよ!
 今日さ、告白された。」

初めて誰かに告白された。
一番最初に君に伝えた。

言われて
すぐに

走って、君に


そしたら、君は笑って



「すごい!幼馴染の私も嬉しいよ!」



一緒になって喜んでくれた。でも・・・
あぁ、そんな言葉が欲しかったんじゃないのに。。。




【こいしらず。】




そんな・・・夢を見た。

3ヶ月ほど前のことだったっけ?
ぱちと目を開けると、午前の授業は終わりを告げていて
それぞれに昼食場所へと向かおうとしている

気だるくて体を無理やり起こしながら
口の端を手の甲で拭いながら席を立つ


・・・すると。

「レン君!」

不意に、女子が呼びかけてきた。
徐に視線を向けると満面の笑みで数人の女子が


「「「「一緒にご飯食べよう!!」」」」


声を綺麗にはもらせた。


「・・・ん、いいよ。どっか開いてるかな?」


いつものように笑い返す。

「私、お弁当作ってきたよv」
「ずるい、私だって作ってきたもん!!」
「えぇ、私だって食べて欲しい!!」

   あぁ、気だるい。

そう思いながら声にしないで教室を出ると・・・
「あ。」っと、誰か呟いて・・・目を向ける。


彼女が、居る。


その手にはお弁当が2つ。何か言おうと口を開く前に
言い争っていた女子達がぞろぞろクラスから出てきた

・・・どうやら、話は纏まったらしい。

「レン君屋上行こう!!」
「今日、天気も良いしv」

そう言って女子にしてはありえない集団的な力で
グイグイ引っ張られ・・・・
慌てて振り返ったときにはもう、彼女の姿はそこにはなくて。。。


   誰に、やるんだろう?


ただ、そのことだけが頭から離れない。

差し出されるものに物言わず口を開け「美味しい」と言って笑えば
ここにいる女子たちは満足するらしく、俺はソレの繰り返し。。。


   味なんてわかんねぇよ。。。


本当に食べたいものは、ココにはない。














「リン、告白された。」
「わぁ、また告白されたの?
 レンは高校に入ってからモテモテだね?」

なんて、そんな風に君が笑う。

告白される度に
俺はずっと彼女に伝えた。

その度に彼女は笑って言った。


「おめでとう。」って


俺が誰かと付き合えば付き合うほど
彼女がソレを言えば言うほど

次第に、一緒に居る時間が無くなっていく

当たり前と言えば当たり前なのかも知れないけど・・・
俺は、思って欲しかったんだ。

彼女に。
君に。

他の子は


「カッコいい」って言ってくれる
「一緒に居たい」って言ってくれる


「好き」って、言ってくれるのに・・・


君だけが、言ってくれない。
他の子は、無駄に吐くのに・・・















「君に、言って欲しい。」



















夕暮れが迫る校舎のなか
帰り支度をする部活生をを見下ろしながら
誰もいない廊下を歩き教室に行くと俺の机は占領されていた。

驚きはせず、音を立てないで歩み寄り
1つ前の椅子を引きそこに座る。
突っ伏していて寝顔を見られないけど・・・
夕日に彩られキラキラと甘い色を放つ髪に思わず触れる。


同じ色なのに、まったく違う質。
兄妹だったらこういうのも似てくるのかな?
男と女では基本が違うから・・・・こういうのも違うのだろうか?


そんなどうでもいいコトとを考えながら
さらさらと手触りの良い髪を触れる


「すき。」


ソレは、前触れもなくこぼしていた。
眠っている彼女に告げる想いは・・・もう止まらない。


「好きだよ。大好き。」


詰め込んで
押し付けていた
この気持ちはずっと行き場が無くて

いっそ、忘れてしまえれば・・・
そう思ってほかの子と付き合ったよ?
でも、笑っちゃうくらいに頭の中は君の事でいっぱいで

いつも、長くは続かない。

「飽き性?」なんて君が聞いてくるから
余計、始末に終えなくて・・・誰のせいだよ。

入学してすぐの時にした
学校へと行きと帰りは一緒に。って約束は
それは、何人付き合おうと未だ変わらずに続いている。


君との唯一の時間を独占するためで・・・
ソレを未だに守ってくれている。

何にも知らずに。
人の気持ちなんて


・・・気づきもしてくれない。


俺だけ一人
君が好きで

恋しくて
恋しくて

もどかしくて・・・





「ねぇ、俺を好きになってよ
 ・・・愛してるんだよ。リン。。。」





ゆっくりと寝ている君に暗示をかけようと耳元で囁くと
びくりと肩が震えた・・・?
目を向けると髪に隠れて見え隠れしているけど
耳元がいつもより赤い。

腕を掴んで、無理やり起き上がらせると
案の定その目はぱっちりと開いていた。
言いにくそうに視線を逸らされた、けど。。。


「・・・リン、いつから起きてたんだよ?」
「・・・。」

「リン。」
「レンが、そこに・・座ると・き」


椅子を引く音で目が覚めたの。とそれだけ言うと
再び視線を背けられる・・・


「何で、起きないんだよ!」
「だ、だっって///
 いきなりレンが髪触ってくるから!!!・・・びっくりして///」



「あのなぁ・・・」



あぁ、人が何回好きって言ったと思ってんだよ
くそ・・・恥ずかしい////恥ずかしい・・・?



腕を掴んでいて手をゆるりと動かして
両頬を包むようにして
泳ぐ視線を無理やり俺のほうへと向けさせる。

その手か逃れようとじたばたあがくが
ソレをやすやす許すほど俺のココロは広くない。


「リン。」
「~~~っ/////」


その名前を呼べばいっそ酷く
あがくように暴れだす

触れだけの優しいものなんてやってられない。
噛み付くように奪うように、求めるように
この唇に自分のを重ねる。
勿論、重ねるだけで足りるなんて思ってない。

もっと味わいたい
もっと感じたい

驚きのまま固まってる隙に
自分のものを差し入れて
呼吸の入り口さえも塞ぎこみ

口の中を支配する。
ギリッとリンの爪が制服越しに食い込む。


もっと、味わってよ
もっと、感じてよ


ぽたりと飲み込みきれなかった
2人分の混ざった唾液が机に落ち
ゆっくりと離れてく。

「はぁ・・ん///」

やっと、与えられる空気をいっぱいに吸い込みながら
口元から落ちた唾液をしっかり舐めとり
視線をゆっくりと合わせてやると
ままならない呼吸のままで潤んだ瞳がおぼろげに俺を写す。
ソッと頬に唇を寄せて


「俺の好きは、こういうことだよ?」
「・・・。」


本当は、もっと触りたい。
本当は、もっと感じて欲しい。

それでも・・・留まるのは
まだ、君に嫌いになってほしくないから

こんなことしておいて・・・ね?

まだ、許してくれる思ってるんだから
どうかしてるよ。
本当に。




すると、君の手は
ゆるりと俺を撫でる

「・・・泣き虫。」

言われて、視界の歪みに漸く気がつく。




慰めないで
でも、嫌いにならないで。

曖昧にしないで
でも、距離を作ったりしないで。





「私、ね」
「・・・ん」

「やっぱり、レンが好きだよ?
 さっきだって好きって言われてドキドキしたし////」

そう言って気恥ずかしそうに目を伏せる。
しぐさを一つ一つを目を追いながら
心臓が悲鳴を上げる。



「・・・さっきみたいなのは、まだ苦手だけど///」
「俺は、もっとしたい。。。」



「それは、こまったなぁ。」なんてへらりと
気の抜けるような柔らかい笑みをうけべて
昔みたいに、あやす様に髪を撫でてくれる。。。


嫌いにならないで。
距離を作らないで。

好きになって
好きでいて




「俺は・・りんが・好き、です。
 初めて会ったときから・・・ずっと」
「初めて会ったの、赤ちゃんの頃だよ?
 本当に、憶えてるの??」

「・・・憶えてる。
 柔らかい手の感触とか。。。」
「ふふ、そっか///私も・・・レンが好きだよ。」




もう一度、触れる唇を
かみ締めるように目を閉じた。

夢でも、醒めないで・・・と、祈りながら。。。

【end】
眠い。。。後半ぼろ出過ぎ!!!


***


その後。


お互い満足行くまで唇を重ねた
(・・・もっとしたいけど/本音。)

「・・・じゃぁ、帰る?」
「え?あ。・・・うん////」

リンは慌ててカバンを手提げを持って、席を立つ。
かなり危ない足取りで後ろから見ていて気が気ではなく
自分のカバンを背負ってリンのカバンを奪い取る。

「へ?」
「・・・お前、カバン重くない?」

「え?そんなこと無いよ?
 いつもこれくらい・・・だよ?」
「なんか、チョット考えたな。。。」

「そ、そんなこと無いよ!」
「嘘だ、絶対嘘だね・・・何隠してんだよ?」

と、すでに回収していたカバンを開けると・・・
教科書類は入っておらず・・・
入っていたのは畳まれたお弁当と昼間リンが持っていたお弁当。
畳まれた方はリンが食べたのだろう・・・ならもう一個は?
たぶんカバンの思い原因はコイツなんだろう。。。けど?


「わ、私のお弁当なの!!」
「・・・食べたねぇージャン。」

「食べ忘れたの!!」
「昼間2つ持って歩いてて?」

「あ~ぅ//////」
「貰っていい?」

「え?」
「食べたい。」



「夕飯・・・食べれなくなっちゃうよ?」
「ソレとコレは別バラ。」



そう言ってリンのカバンから
青いハンカチのお弁当を引き抜いた。


「あ。お弁当もだけど・・・
 俺的にはリンも食べたいけどね・・・」


自分のカバンに仕舞いこみながら、言ってみると

「え?レンってカンニバル?」
「・・・」

かなり、これからの道のりの遠さに
少し挫折しかかりそうになった。
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