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いきなりお葬式の話から進んで
幼少期までさかのぼります。。。
2人の出会いって感じです。
出会った頃は
蓮君→7歳
鈴ちゃん→4歳
現在年齢は
蓮君→18歳。
鈴ちゃん→15歳。
***
妹を初めて犯したのは
実の母親の葬式が終わった後だった。
【NG3】
生まれて初めて誰かが死んだ。
それを目の当たりにして
悲しみと喪失感より隣で泣き続ける
妹へのやましい気持ちが遥に勝っていた。
「っ…お母さん///」
そう繰り返し泣き続ける妹を
あやすふりをしてその肩を抱きしめる
「おにぃ…ちゃ、ん」
潤んだ瞳が自分がを写した
こんな時でも自分の体は素直に反応するんだから
あぁ、最低だ。
……最悪だ。
どよめく気持ちを押し殺して、目を伏せた。
**
こんな想いを知ったのは、いつだろう?
**
母は、元々体の弱い人だった。
それでも跡取りを残すために
弱い体で無理やり俺を生んだ。
優しい人。そう言えば聞こえはいい
…でも、人から見ればただの馬鹿な人だ。
そうでなければ、愛人の子供なんて進んで引き取ったりしない
「蓮。今度連に妹が出来るのよ」
なんて、嬉しそうに話した。
元から女の子が欲しかった母は大層喜んでいた
まだ見もしない“妹”の為に
イロイロ服を買い揃えたくらいだ。
そんな母を見て・・・
どこか、寂しさを憶えていた。
後日、本当に妹がやってきた
3つ下の妹。
知らない場所へ連れて来られて
オドオドと周りを見渡しているこの子が
今日から自分の“妹”になるのか・・・っと
幼い子供ながら食い入るように見つめてしまう。
さらりと流れる金糸の
チョットだけ癖のある髪
空の色に近い透き通った青い瞳
柔らかそうな白いほっぺた
同じようなのに
自分とはどこか違う。
だからどこか不思議に見える。。。
触ってみたら、どうかな?
撫でてみたら、どうかな?
そう「可愛い」と思ったんだ。
あまりにもじっと見つめてしまったから…
怖がられ、父親の後ろに隠れられてしまった。
「蓮。鈴ちゃんは女の子なんだから
…そんなに見つめたら恥ずかしくなっちゃうでしょ?」
そう母親に言われて
若干めんどくさいと思った。
それからと言うもの
母親の愛情は鈴に注がれた。
毎日丹念に俺の髪を梳かしていた居たのに
鈴がきてからは、ずっと鈴にべったりで
おかげで母の着せ替え人形からは開放された。
・・・鈴も少しずつ母にも父にも慣れ笑うことが多くなった。
そんな中…自分一人が上手く鈴と接する事が出来なかった。。。
いつものように母が鈴の髪を、梳かしていた。
鏡に映る母と鈴を鏡越しに
何をするわけでもなくこっそりと後ろから見ていた
…すると、鏡の中の鈴が俺を見つけた。
不意に目が合って、気恥ずかしくて思わず隠れた。
バクバク音を立てる心臓を抑える
別に悪いことをしているわけじゃない
ただ、見てただけ
それだけ…何も悪くない!!
そんなことを呪文みたいに
自分に言い聞かせて、繰り返した。
落ち着いた所でもう一度部屋を覗き込む
相変わらず鈴は母と話をしている
さっきのは……気のせいか?と思っていると
再び鏡越しに鈴と目が合う
鈴は…
小さく微笑んだ。
それから母には聞こえないように
口だけで「おにぃちゃん」っと言って・・・
頭に一気に血が上っていく。
顔が熱くなってその場に居れなくなって
思わず、走り出し自分の部屋に
逃げるように駆け込んでベット飛び込んだ。
コロコロ
ぐるぐる
寝転んで
転がって
くすぐったい
くすぐったい
なんだろう?
なんなんだろう?
むず痒いこの気持ちは一体、なんて言うんだろう?
【next】
まだ女の子の扱い方が解かっていない頃のお兄ちゃん蓮君でした。
あれ?おかしいな・・・ココ、コレで終わりだよなぁ。。。
幼少期はたぶんコレだけ・・・のはず。。。
待って~イロイロ考え直すから~(笑)
急速に話書くといつもこうだよねぇ。。。しんりょさんは。
エロは・・・次回あるのかな?
たぶん兄が病みだす感じになるかも。。。
お母さんの病気のお話とはさらっと流すつもりです・・・