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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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優しいか優しくないかで言えば
自分は優しくない部類にはいる。

でも…君は
俺を優しいと言う。




違うよ。
優しくないよ。

ただ、俺の知らない君を知りたくないだけ
俺の知らないところで怪我してないかとか…
また、苦しんでないかとな
傷、ついてないとか…



小さなこと
些細なことが


不安なだけ…


でも君は

「れんは、本当に優しいね…」

そう言って笑うんだ

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ドアを開けるたびに
君は、手を止めこちらを見る



小綺麗に整えらた部屋と
暖かそうな夕飯と
君のいる世界。



不思議と
不可思議と
さっきまで押し寄せていた疲れて不安が一気に吹き飛ぶ。

これは、夢?
都合のいい妄想?

ぐるりと頭をめぐる。
昔の、だれもいない部屋



だけど



「どうしたの?」
首をかしげて問いかけてくる君の声に
蟠りが嘘みたいに消えていく







一歩踏み込んで
口にするのは

ずっと君にいいたかった言葉。





「っ…ただいま」

君は目を丸くして
小さく笑う


「おかえりなさい。」っと

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追い詰めた先にその姿はあった。

向こうもそれに気がついた。
お互いにゆっくりと
視線がからむ
ゆっくりと
確実にお互いの距離はなくなる




けれど…触れるはずの距離に、触れられない。




阻むのは一枚のガラス。
たった一枚のそれまでもが二人を別つ

…砕いてしまえばいに
粉々にしてしまえばいい

けれど…誰かに気づかれたら?



再び来る…不安と恐怖。
考えられない
今度こそ壊れてしまう。



触れられないもどかしさ
押し隠しように、顔をあげる

気づいてしまった?
わかってしまった?


君は、困ったように笑いながら


口元が言葉を作る。
なんて、誘惑的だろ…



触れられないガラス越しに唇を寄せる。
微かに君は意地悪く笑った。






あぁ…今度会ったらおぼえてろよ…。

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ふわりと君が空を舞う。

月明かりの中でも
君が舞う
ひらひらと
はらはらと

踊るように

血の匂いと
火薬の匂いと





気が狂ったかと思うほど、君は変わらずに美しい…

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昼下がりのベンチに腰かけた彼女はひらりと指先を空に指を伸ばした。

…まるでそこ何か“居る”かの様に









切り取られた非現実のような美しいだけの空間に

土足で上がり込むように

俺はベンチの端に座る。



すると…彼女は、火の粉を払うように手を振ると

すぐにいつの顔に戻り言葉を吐いた



「…なんかようですか?」



つまらないもに会ったように吐き捨てる。

俺は、俺で視線合わせることなく「別に」とだけ返した



「はっ…警察も暇ですこと~」



嫌悪の塊のままで語るが

確かに、警察は事が起きなければ全く動くことはできない

すぐとなりに居る、その人物が人殺しでも

…手配されない限りは動けない。

俺の場合は動かないだけたのだが…ここは伏せて置いた方賢明だろう。



ふと、視線を彼女へと向ける。

今にも噛みつきそうな勢いで睨み付けてきている。

夜の勢いと違い…まるで色が違う。

あんなに月明かりの中では毒を含む色をした瞳が

太陽の下ではまるで違う。まるで鮮やかな花の色の様に見えるから…不思議なものだ。







暫く見つめていた。

そして、確認するように問いかけた。



「何が、居た?」



自分でこんな穏やかな声が出せるのだと驚くほどだった。

暫く不思議そうにその瞳は俺を見つめる

ほんの数秒だろう…

彼女は、呆れるようにため息を吐き出すと…そのまま立ち上がり

振り返ることなく歩き出しした









「りん。」









呼び止めるように“名”口をついた。

けして、呼ぶべき相手ではないはずなのに…その名が出た。



しかし、彼女の足を止めることは叶った。

僅に、振り返りこちらを見るその目に息を飲む



「あんたに、呼ばれると虫酸が走る…」



言葉を見繕う前に彼女は、言った





「二度と私の前に現れるな…何も“視えない”あんたになんか…興味すらないわ。」





それだけ言葉を吐き捨て彼女は再び歩き出した。

今度は、呼び止めても振り返ることなく…



一人残された誰も居ないベンチに深く座り直し…

憎らしく青さを伸ばし広がる空に指を伸ばす。

黒い革の手袋はそれだけで違和感だ



ひらりと音もなく現れた蝶が止まっては羽を休める



ここに居るはずのない“蝶”は呼吸するように羽を休めていた













「…見えない訳じゃなくて“コレ”は視えてはいけないんだ…。」





呟いた言葉は、誰に向けたものだったんだろう…?

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