レンリン以外は生きる気力です!! 現在進行形でからくり卍ばーすと中心に 頭の中が溶けていますので ご利用にはご注意くださいwww
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
***
医務室から出てきたアイツをひっ捕まえて
自分の部屋まで引きずってきた。
「…。」
「…。」
部屋のドアを叩きつけるように閉めたが…何も言わない。
視線をこちらに向けないところから見ても
俺が何に対して怒っているのか解っているんだろう…
左腕に視線を向ける
制服でそれはよくわからないが…
「怪我の具合は…?」
「大したこと、ない。」
「大したことないで、俺に連絡が入るか!!」
つい先程医務室から連絡がきた。
れんが負傷したと言う報告だ。こいつが負傷することはまずない。
相当気が緩んでない限りは…だが。
「相手は?」
「半殺しにしてきた。」
「…威張るな。」
「…別に構わないだろ?組織がこれで一つ使えなくなったんだから…」
本当に頭がいたい。
こいつは自分のことにはてんで鈍い。
恋愛方面もそうだが…痛覚がいかれている。
全部は生い立ちのせいなんだろうが…
痛みに対する機能が一番に働かない。
敵を前にしても。。。
だから、恐怖がない…
傷つく恐怖がないからこそ
自分の身を庇う事もない。
…どうしょうもない、ばかだ。
バカすぎてほっとけない。
でも…こいつは、そんな人の気持ちを察することもないまま突き進む。
頭がいたい…
「れん…いい加減にしとけよ?」
「…。」
どこで覚えてきたのか?こっちを見ようともしない…
…どこかの聞き分けのない子供か?
「今度無意味に突っ込んで行ったら…」
ちろりとこちらに視線を向ける。
こいつに脅しは通じない…でも、一つだけある。
いや…出来た。
「…あの女に問答無用に言いつけるからな!!」
驚いたを通り越して
ついていけないらしく目をぱちくりとさせてから
口を開こうとしたが…それより先に
「問答無用の意味はわかるな?」
何か言おうと口を開くが
言葉にする前になくなるらしく…ぱくぱくさせるだけに終わる…
「っ…卑怯だぁ…」
漸くでてきた一言もそんなか弱い一言だ
「お前が悪い。」
切るように一言返す。
こいつのこんなに混乱する顔を
俺は今まで一緒にいて見たことがない…
そう、一度もなかったのに…
それだけこいつの神経は麻痺してしまったのに
可笑しな話だ。
あんな女といて、こんなに変わるとは…
頭がいたい。
毛嫌いするほど嫌なあの女を引き合いに出すなんて…
「…どうする?」
脅しに追い打ちを描けるように声をかける。
暫く人の顔を伺っていたが俺が本気であると理解すると…
か細い一言。
「りんには…言わないで下さい…」
本当に頭がいたいなぁ。
でも…そんなことがどこか嬉しく感じるなんて…俺もどうかしている。
【end】
医務室から出てきたアイツをひっ捕まえて
自分の部屋まで引きずってきた。
「…。」
「…。」
部屋のドアを叩きつけるように閉めたが…何も言わない。
視線をこちらに向けないところから見ても
俺が何に対して怒っているのか解っているんだろう…
左腕に視線を向ける
制服でそれはよくわからないが…
「怪我の具合は…?」
「大したこと、ない。」
「大したことないで、俺に連絡が入るか!!」
つい先程医務室から連絡がきた。
れんが負傷したと言う報告だ。こいつが負傷することはまずない。
相当気が緩んでない限りは…だが。
「相手は?」
「半殺しにしてきた。」
「…威張るな。」
「…別に構わないだろ?組織がこれで一つ使えなくなったんだから…」
本当に頭がいたい。
こいつは自分のことにはてんで鈍い。
恋愛方面もそうだが…痛覚がいかれている。
全部は生い立ちのせいなんだろうが…
痛みに対する機能が一番に働かない。
敵を前にしても。。。
だから、恐怖がない…
傷つく恐怖がないからこそ
自分の身を庇う事もない。
…どうしょうもない、ばかだ。
バカすぎてほっとけない。
でも…こいつは、そんな人の気持ちを察することもないまま突き進む。
頭がいたい…
「れん…いい加減にしとけよ?」
「…。」
どこで覚えてきたのか?こっちを見ようともしない…
…どこかの聞き分けのない子供か?
「今度無意味に突っ込んで行ったら…」
ちろりとこちらに視線を向ける。
こいつに脅しは通じない…でも、一つだけある。
いや…出来た。
「…あの女に問答無用に言いつけるからな!!」
驚いたを通り越して
ついていけないらしく目をぱちくりとさせてから
口を開こうとしたが…それより先に
「問答無用の意味はわかるな?」
何か言おうと口を開くが
言葉にする前になくなるらしく…ぱくぱくさせるだけに終わる…
「っ…卑怯だぁ…」
漸くでてきた一言もそんなか弱い一言だ
「お前が悪い。」
切るように一言返す。
こいつのこんなに混乱する顔を
俺は今まで一緒にいて見たことがない…
そう、一度もなかったのに…
それだけこいつの神経は麻痺してしまったのに
可笑しな話だ。
あんな女といて、こんなに変わるとは…
頭がいたい。
毛嫌いするほど嫌なあの女を引き合いに出すなんて…
「…どうする?」
脅しに追い打ちを描けるように声をかける。
暫く人の顔を伺っていたが俺が本気であると理解すると…
か細い一言。
「りんには…言わないで下さい…」
本当に頭がいたいなぁ。
でも…そんなことがどこか嬉しく感じるなんて…俺もどうかしている。
【end】
PR
この記事にコメントする