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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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*なにを思ったか記憶喪失ネタでございますwww

*れん君が記憶喪失
*ミクオ視点
*りんちゃん可哀想(知人からのコメント)


りんちゃんたちとと過ごしていた記憶がすっぽりないれん君です。
なので、かなりりんちゃんに冷たい態度です。
いつものテンションのかけらもないですのでご容赦ください。。。

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***

なんの躊躇いもなくその刃を向けた。
それが、普通すぎて…何が起きているのか解らなかった。



女の白い着物が赤く赤く染まる。
女も傷口を押さえたまま混乱しながらも…れんを見た
振り上げられる刀の先にいる人物を
ただ、信じられないないものを見ているようで…
涙を落ちるのと同時にその刀が下ろされる









咄嗟に、体が動いていた。
れんの降り下ろした刀を受け止める
背中越しに女を見るが呆然としただままで動かない。
体力的に俺はれんには敵わない。
この刀を止められるのも一時的なもの
…それにしたって、何て目で見ているんだ?
これじゃ……で、本気で殺すつもりなのか?
どんな痴話喧嘩したんだよ!?と思ったが
そんな冗談すら出来ない本気の殺意が明らかにそこにあった。
自分に舌打ちをしながらも

「…っ、おい!!」

あらげた俺の声に肩を揺らす
いまだに状況すら理解できず
…呆然としている女はいつもの勢いの欠片もない。


「さっさといけ!!」


なにかを言おうと口を開こうとしたがって
唇を噛み締めてその場から逃げ去っていく

早く消えろ。と何度も呟きその背が
闇に消えるのを待ち勢いよくの刀を押し退けた

闇に消えた背中をすでに追えないと解ると
落ち着いた動作で刀を鞘に仕舞う。
…それはまるで、何事もなかったように



「れん…どういうつもりだ?」



同じように刀を仕舞いやつに詰め寄る
あの女を殺すつもりだったのか問いただそうとしたのだが
…殺気を含んだ視線で睨み返された

「こっちの台詞だ。どうして向こうの味方をした!」
「お前…なに、言ってるんだよ?」


その時、漸く気がついた。



「“悪”は全て、排除してやる。」



その目が初めて出会ったあの頃の、眼だった。

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