ルコたまとおかいもの。

ルコたま+りんちゃんちょこっとれん君

*ギャグｗｗｗ

***

ルコの買い物に付き合わされ店をめぐる。

買い物と言っても買い付け。だから品物を持って帰るわけでもない
だから、私がいる必要も無いんだけど…
最近になってこうして、ルコは何気なく私の様子を見るようになった。
………っと言うより、なんか勘ぐられている気がする。
アイツとの事だろうけど…
ばれないようにしてたつもりなのに何で解ったのかしら？


っと。
不意に目に入ったのは可愛い、下着。
赤文字で"セール"と書いてある。
それに引かれだけ…と
ふらりとワゴンの中を覗く。

可愛らしいもの…でなく
ちょっと際どいようなものがワゴンの中には入っていた
興味本意で一枚引っ張り出してみると
淡いピンク色の薄い生地に黒いレースがあしらわれていて
見見たののの中ではまだ普通な方かな？
まぁ…際どいと言えば際どいなぁ～なんて、思っていると


「何、買うの？」
「！？…ち、違うし！」


「ん。可愛いんじゃない？ほら、あいつも好きそうだし？」
「え？れん…こう言うの好きかな？」


ふと、考えてみてしげしげ見てみる…
暫くして気づく…
顔を上げなくてもそれはなく予想は出来ていた。
今、ルコはどんな顔で人を見下ろしているのかを…


「騙したわね…」
「今のは勝手に自分で言ったんでしょ？俺悪くないしー」


ケラケラとからかわれて…

むかつく。
腹立つ。

ぷぅっと頬いっぱいに空気をためると
相変わらずにまにまと笑ったままで
不意におかしな方を指差した。


「ほら、噂をすれば…」
「え？!違うよ!?これはなんでも……？」


慌ててルコの指差す方に目を向けるが
…誰もいない。誰もいない。




「ルコ!!!!!!」




何度も騙され、声をあげる

「…りん？」
「うるさい!!もう騙されないんだから!!」

背後から聞こえた声にぎっと睨み付けるように振り返ると
…一体いつから居たのか解らないけど、そこには両手を上げたれんがいる。
まさかの本人登場に悲鳴をあげそうなくらいに驚いた。
アワアワとしていると
れんが私の手に持っているものに気がついたらしく
一歩後ろに下がり視線を反らした…
はたりっと気がつくのは自分がずっと握りしもているものだった。


「ち、違う！これは違うの!!買うつもりはないのぉ!!」


必死に騒いでみたけど
解った。解ったから…っといてこっちを見ない
全くもって不可抗力なのに…


「ったくも～う」


場が全く収まる気配がないことを理解すると
ルコやれやれと言わんばかりにれんに歩み寄る
助け船でも出してくれるのかと微かな期待をして見つめてみた

ルコはポンとれんの肩を叩きながら諭すように

「いいかい？りんはアレをダンナに
　買ってプレゼントしてもらいたいんだよ？解る？」
「え？そうなのか！」
「うんな訳あるか!!ちゃんと考えろ!!」

話が余計におかしな方に進むので
私が怒鳴るとれんは寂しそうにしてみせた
そんな捨てられそうな子犬見たにされると、それ以上言えなくなる。。。
全くいつからそんな顔するようになったんだ。。。
可愛くて撫でたくなるじゃないの。。。////

ちろりとれんを見上げて
恥を忍んで…聞いてみた。


「れ、れんは…」
「ん？」

「……こう言うの、好き？」


顔が熱い。
なんで自分がこんなこと聞いてる解らない。
解んないけど…やっぱり、聞いとかないと…収まらなかったから…////
れんは暫くキョトンした間の後で



「いつものりんで十分好きだ」



聞いた時以上に顔が熱くなるのが解る…
あぁ…もう////っと思ったときにはすでに手が出ていた…。

れんが悪いんだ!!
あんな、変態さんみたいなこと言う
れんが悪いんだから……////

まぁ、たまには…あぁ言うのでゆうわくしても…いいかな？









ズルズルと打ち所が悪くて気を失っているれんを引きづりながら
いつの間にか居なくなったルコの姿を探すことにした。


【ｅｎｄ】