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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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みんな大好き☆ナゾトキ!
辻褄あわせに頑張ります!!!





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***


その夜、おじ様が死んだ。

部屋は争った様子もなければ
荒らされた痕跡もなかった。



「・・・亡くなってます。
 昨日と部屋の状況は変わってませんから

 たぶん、ワイン毒が仕込まれていたんでしょうね?」



ただ、部屋のテーブルには
飲みかけのワイングラスだけが残されていた。

彼が淡々と状況を語る中で
静寂な空気がどよめきに変わる
青ざめた顔で親族達は息を
引き取っているおじ様を見ていた。。。





【遺産相続2】




「なんだか、まるで家捜しみたいですね?」
「・・・そうですね。そんな感じだと思います。」

屋敷に招きいれた彼は
思わず、呟いた。
客人として招かれた彼は
少し、驚いた顔して見せた。


「誰が片すんですか?」
「・・・さぁ?遺産を相続する人じゃないかしら?」


広い屋敷の中ではあちらこちら
物と言う物が散乱していて
強盗にでも押し入られたのかと思わずには居られない。


「あ。そこ脆くなってるから気をつけてください。」
「・・・あぁ、ココですね?」


彼の足元と指差し少女が言うと
言われたとおり、右側を通りそこを避ける

「・・・」
「どうかしましたか?」

「いえ、・・・この屋敷10年ほど前に火災で焼け落ちたんです。。。
 おじい様はそれでもココが大変気に入って居たそうで
 新しく立て直したみたいで・・・」
「へぇ・・・」

「そこ、なんです。」
「はい?」

「私の両親が死んでいたのは。。。」
「・・・」


「火災があった時おじいさまは屋敷には居られなくて
 ・・・私に両親だけが居たそうです。

 この階段のこの場所で・・・死んでいたそうです。」



ジッと足元を見ている彼女は
・・・まるで


「・・・あの、」


徐に彼じゃ少女の手を取った。
まるで、迷子の子供のように見えたから。

だから、手を取った。



「?」
「随分、他人事ですが・・・」

彼に聞かれると彼女は
にこりと、笑った。





「私お爺様のこと何も知らないの。」





***

さぁ、犯人はだれ?

***




「リン!誰だそいつは!」




不意に階段の踊場で響く声。
2人は思わず目を向ける、そこには若い男立っていた。
その声を聞きつけて数人の親族が顔を出す
少女の表情は急に曇り、無表情に近いものへと変わる。


「・・・お客様です。」
「客?聞いてないぞ!」

先ほど声を上げた若い男が再び勢いよく声を上げる


「道に迷われて・・・
 天気も悪くなってきましたから」
「・・・ッチ。お爺様に気に入られてるからって」


若い男は隠すワケでもなく怪訝そうに呟いた。
回りも急な客人にあまり顔をよく見せない
それでも、少女は彼の手を離さなかった
それどころか離れまいと力をこめる
すると・・・ソレに答えるように彼は握り返してきた

慌てて顔を上げると
彼は、にこりと微笑んだ。

何故か彼と居ると、心が休まる。

少女は今日始めてあったのにも関わらず
そう思わずには居られなかった。



その時若い男の横か女が出てきて
成人を一回りしたような年の女はどこか媚びた声で

「あら、仕方ないじゃない
 今からじゃバスも間に合わないでしょうから・・・ねぇ?」
「はぁ?お前馬鹿か!・・・それじゃ、遺産の分配が!!!」

「どうせ、あんたじゃ無理でしょうよ?
 あの子のほうが頭冴えてそうだし・・・ね?」
「・・・あんだとぉ!!」

キリキリといがみ始める2人に
場の空気は悪くなる一方で
少女は、ため息をついた。すると?




「まぁまぁ・・・いいじゃないですか?」




そう言って彼らの間に入ってきたのは中年の男性。
大人らしく紳士的な対応で2人を纏める
今ココに居る親族の中では一番大人的な対応で
少女はホッと胸を撫で下ろす。


「・・・お客様の前ですよ?
 雨脚も酷くなってきましたから
 どうぞ、今日はお泊りになっていただければ・・・」


そう、中年の男性は問いかけた
2人の初めて見た。

その時、まるでタイミングを
合わせたかのように雷鳴が轟く
暗闇と静寂の中で彼はにこりと微笑み



「はい、ご迷惑をおかけします。」っと



そう、答えた。

回り始めた歯車はゆっくりと噛み合いだし
音を立てて、回りだす。



***

きみは答えを知っているね?

***


「まず、一つ目の謎。あの夜なぜ・・・
 “彼はひとりの部屋で毒入りのワインを飲まなければいけなかったのか?”」

彼は私に問いかける。
私はだたその声を静かに聞いていた



「“理由は簡単。 彼はあの時死ぬべき宿命と決まっていたのだから”」



酷く冷たい声だった。

優しくて穏やかで、暖かいはずの彼の声が
とても冷たいと気づいたのは・・・
私が知ってしまった、せい。

私が全部に気がついてしまったから























私が、思い出してしまったから。

【next】
・・・・・・あと2回くらい続く。
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