レンリン以外は生きる気力です!! 現在進行形でからくり卍ばーすと中心に 頭の中が溶けていますので ご利用にはご注意くださいwww
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最初は・・・ただ、居る。
そんな程度の目立たない子
だから、一度も話したコトもなければ
一度も感心を寄せたことのない、子だった。
【恋花】
「レン君、この前さーぁ」
いつも戯れてくる女子は
キーの高い笑い声で話しかけてくる
それに「なにが?」と聞き返せば
くだらない話のはじまりはじまり。
聞いているフリして、まったくもって興味も無い
軽く相槌を打てば向こうがソレで満足
俺が気のあるフリをしていれば・・・ソレでイイ。
退屈。退屈。。あー面倒くさい。
大体、コイツ誰?
しらねぇし?
あぁ、つまらない。
なんて、くだらない。
べたべたな媚なんていらない
だからって「愛してる」なんて面倒なものも
こっちから願い下げ。
何でもいい。
何でも良いから
無条件で
夢中になれるものが欲しかった。
そんなもの
今まで
1つもなかったけど・・・。
まぁ、相性イイヤツ居ないんだよなぁ・・・
そう、思うとなんか無性に泣けてきて
・・・逆に笑ってしまった。
『あ~ぁどっかにイイ子転がってないかなぁ?』
そう思って視線をゆっくりずらすと
終わった授業の教材を先生にでも頼まれたのか?
一人の生徒がよたよたと覚束ない足取りで教室から出てきた。
・・・が、ガン。っと鈍い音を立てて教室のドアに教材がぶち当たる
助けるつもりは無かったけど何となく見ていた
その音に気がついたらしく先生が戻ってきて何かを言っている
2,3何かを言ってから・・・それから先生の目が俺のほうを向いた。。。
次に何が来るのかは解った。
いつもならさっさと逃げてしまうのだけど・・・
コレを口実に使えばいい・・・そう、思った。
片付けたらさっさとどこかで放課後までサボって仕舞おう。
「鏡音!ちょっと手伝え!」
「はいはい・・・
ごめんね?また、後で?」
そう、誰だかわかんない子達に声をかけて
そっちへと向かう。。。
「悪いが、準備室まで教材運ぶの手伝ってやってくれ」
「へ~い」
言われた通りに教材を見て
重そうなものに手を伸ばした。
さっきあんなによたよたしていたんだ
・・・さっさと終わらせるには俺がこっちの方が効率がいいだろう。
そう、思ったから。
教材を抱えたところで初めてソレと目があった。
驚いたように向けられる空色の柔らかな瞳。
さらりと流れる陽だまり色の甘い髪色。
『 あれ?こんな子うちのクラスに居たっけ? 』
記憶にクラスメートの存在にその時は、驚いていた。
驚いてたぶん間抜けな顔をしていたと思う・・・
向こうは2.3回ぱちくりとさせた後
「鏡音、くん?」と恐る恐る声をかけてきた
その声のおかげで、はたりと気がつくと・・・・
すでに先生の姿はそこにはなく、どれだけ呆けていたんだろう?
ちょっと、恥ずかしくなって「あ~ごめん」それだけ告げると
俺は足早に、歩き出した。
それに、大人しくソレに着いてくる
彼女は、何一つ言葉を発さない。
・・・可笑しくない?
普通の子は俺と一緒に居ると
なんでもいいからってむちゃくちゃ喋るのに
恥ずかしがってるのかな?あぁ、そっちかな?
そう思って表情を盗みみるが・・・そんなまったくも気配も無い
まるで軽くなった荷物に喜んでいるだけのような。。。
俺への反応はなかった。
なに、この子?
俺と一緒に居てこのノーリアクションって?
普通にありえないんですけど・・・
でも、こっそり速度を上げてみると
やはりソレにあわせて着いてくる
決して、何か言うわけでもなく
ぴょこぴょこ懸命に着いてくる・・・
なんか、ひよこの行進みたい。。。なんて思って居ると
簡単に教材を置く準備室にたどり着いてしまった。
【next】
「遅咲き花」の設定をそのまま引っ張ってくるので・・・
頭の中がよじれてる感じです(笑)
えと、取り合えず・・・「遅咲き花」はあっちの完結があるんので
こっちのとは違う結末に。。。なると、思う?(あいまい。)
最初は・・・ただ、居る。
そんな程度の目立たない子
だから、一度も話したコトもなければ
一度も感心を寄せたことのない、子だった。
【恋花】
「レン君、この前さーぁ」
いつも戯れてくる女子は
キーの高い笑い声で話しかけてくる
それに「なにが?」と聞き返せば
くだらない話のはじまりはじまり。
聞いているフリして、まったくもって興味も無い
軽く相槌を打てば向こうがソレで満足
俺が気のあるフリをしていれば・・・ソレでイイ。
退屈。退屈。。あー面倒くさい。
大体、コイツ誰?
しらねぇし?
あぁ、つまらない。
なんて、くだらない。
べたべたな媚なんていらない
だからって「愛してる」なんて面倒なものも
こっちから願い下げ。
何でもいい。
何でも良いから
無条件で
夢中になれるものが欲しかった。
そんなもの
今まで
1つもなかったけど・・・。
まぁ、相性イイヤツ居ないんだよなぁ・・・
そう、思うとなんか無性に泣けてきて
・・・逆に笑ってしまった。
『あ~ぁどっかにイイ子転がってないかなぁ?』
そう思って視線をゆっくりずらすと
終わった授業の教材を先生にでも頼まれたのか?
一人の生徒がよたよたと覚束ない足取りで教室から出てきた。
・・・が、ガン。っと鈍い音を立てて教室のドアに教材がぶち当たる
助けるつもりは無かったけど何となく見ていた
その音に気がついたらしく先生が戻ってきて何かを言っている
2,3何かを言ってから・・・それから先生の目が俺のほうを向いた。。。
次に何が来るのかは解った。
いつもならさっさと逃げてしまうのだけど・・・
コレを口実に使えばいい・・・そう、思った。
片付けたらさっさとどこかで放課後までサボって仕舞おう。
「鏡音!ちょっと手伝え!」
「はいはい・・・
ごめんね?また、後で?」
そう、誰だかわかんない子達に声をかけて
そっちへと向かう。。。
「悪いが、準備室まで教材運ぶの手伝ってやってくれ」
「へ~い」
言われた通りに教材を見て
重そうなものに手を伸ばした。
さっきあんなによたよたしていたんだ
・・・さっさと終わらせるには俺がこっちの方が効率がいいだろう。
そう、思ったから。
教材を抱えたところで初めてソレと目があった。
驚いたように向けられる空色の柔らかな瞳。
さらりと流れる陽だまり色の甘い髪色。
『 あれ?こんな子うちのクラスに居たっけ? 』
記憶にクラスメートの存在にその時は、驚いていた。
驚いてたぶん間抜けな顔をしていたと思う・・・
向こうは2.3回ぱちくりとさせた後
「鏡音、くん?」と恐る恐る声をかけてきた
その声のおかげで、はたりと気がつくと・・・・
すでに先生の姿はそこにはなく、どれだけ呆けていたんだろう?
ちょっと、恥ずかしくなって「あ~ごめん」それだけ告げると
俺は足早に、歩き出した。
それに、大人しくソレに着いてくる
彼女は、何一つ言葉を発さない。
・・・可笑しくない?
普通の子は俺と一緒に居ると
なんでもいいからってむちゃくちゃ喋るのに
恥ずかしがってるのかな?あぁ、そっちかな?
そう思って表情を盗みみるが・・・そんなまったくも気配も無い
まるで軽くなった荷物に喜んでいるだけのような。。。
俺への反応はなかった。
なに、この子?
俺と一緒に居てこのノーリアクションって?
普通にありえないんですけど・・・
でも、こっそり速度を上げてみると
やはりソレにあわせて着いてくる
決して、何か言うわけでもなく
ぴょこぴょこ懸命に着いてくる・・・
なんか、ひよこの行進みたい。。。なんて思って居ると
簡単に教材を置く準備室にたどり着いてしまった。
【next】
「遅咲き花」の設定をそのまま引っ張ってくるので・・・
頭の中がよじれてる感じです(笑)
えと、取り合えず・・・「遅咲き花」はあっちの完結があるんので
こっちのとは違う結末に。。。なると、思う?(あいまい。)
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