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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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こちらの続きになります。

次で終わるはずです。
・・・はずです(笑)



リナさん。リクエストで続きを書き始めました。
だめですね・・・・つい、違う鏡音に浮気しちゃいます。

鏡音バリエーション豊富で
やり放題なんで
つい、いろんなものに手が伸びます。。。
ちゃんと最後まで書きたいです。。。

リナさん
遅くなってスミマセン!!!
ちゃんと書きます!!!

拍手



***

人の目を気にして
私達は非常階段へとやってきた
誰も居ないことを最後の最後まで確認して
私は先生と向き直る。

「で!で!!
 どうだった?どうだったの?!」
「大丈夫。ちゃんと貰えたよ?
 2枚でよかったんだよね?」

はいっと先生が上着のポケットから出してくれたの
よくある一般の茶封筒。。。
私は中身を確認すると、ホッと胸をなでおろした。。。


「・・・で~ぇ?」
「ん??」


貰った茶封筒をポケットに仕舞いながら
先生を見上げた
いつものようにニコニコ笑っているけど
・・・なんか意味ありげ。


「折角わざわざ、入手困難なところを2枚も貰ってきたんだから・・・
 教えてくれても良いんじゃない??」


ね?っと問いかけてくる。
目線を逸らして・・・みるがモノを
貰っている以上は黙って帰してはくれないだろう・・・
イロイロ考えてみたけれど・・・逃走に出来そうになく
しぶしぶ口を開いた


「と、友達と行くの・・・」
「友達。っかぁ・・・なるほどね?」


そう言いながらどこか意味ありげに目線だけ向けられる。

「あんまりイジワルすると言いつけるよ!」
「はいはい、ごめんごめん
 でも・・・時間が遅いから

 帰りはちゃんと彼氏に送ってもらうんだよ?」

「はぁい・・・って///////!!!」
返事をした後で慌てて声を荒げてしまう
そのせいで、自分の顔が一気に熱くなるのが解る・・・

「違う!違うもん!!!コレはそのためのものじゃないの!!!」
「・・・あれ?おかしいな??僕はてっきり?
 りんちゃんがいつになく真剣に頼むから・・・」


てへ☆なんて可愛く笑ってるけど
・・・ゼンゼン可愛くありません!


コレはそういうものじゃない。
コレは・・・



「仲直り、するんだもん。。。」



本当は、怖くて仕方ない。
こんな口実でもないと・・・
話もまともに出来なくなるなんて

思っても見なかった。。。



これで・・・少しくらいは、喜んでくれるかな?
前みたいに話せるようになるかな??



私は茶封筒が入っているポケットを握り締める。
すると・・・頭をぽんぽんと撫でられる。


「・・・できるよ。きっと」


そう言ってくれる言葉だけで
ホンの少し心が、軽くなる。。。



【こいうた。2】



私はその背を捜していた。
休みの時間はフラッと居なくなってしまうから
漸くその背を見つけたのは・・・放課後になってしまった。

嬉しくなって思わず呼びかけようとしたが・・・
“彼”は誰かと話しているらしい
慌てて身を隠すように壁に隠れて様子を窺う。。。

「え?マジいいの??」
「うん。鏡音君が行きたいって言ってたでしょ?」

だから、友達に譲ってもらったのvとにこやかに笑う子。
私は・・・知ってる。

うちの学年で一番可愛いってっ有名な子だ。

何の話か解らないけど・・・
思い切って背を伸ばして
“彼”が手にして喜んでいるものを
目を凝らしてみた。。。あ。あれ・・・って?

ソレが何が何か解った途端に、思わず息を飲む。
頭から勢いがなくなって不意に自分が冷たくなっていく気がした



「すっげぇ嬉しい、ありがとう」



そう言って笑う“彼”の笑顔
・・・アレは本当は私が言ってもらえる筈だったのに
そう思ったら急に悔しくなって、ポケットに仕舞った
封筒をくしゃりと潰していた











「じゃぁ。。。明日」
「あぁ、了解。
 ホントありがとうなぁ?」

その声で我に帰る。

気がつけばどれくらい経っていたのか解らないけど
・・・2人は明日の約束を交わしていたらしい。

あぁ、折角無理言って頼んだのに。。。
無駄になっちゃった。
そんなことを呆然と考えたいたら・・・


「リン?」


“彼”の声が聞こえた。
慌てて顔を上げると、ただ不思議そうに目を向けられる

「・・・ぁ。その。。。」

思わず下を向いてしまう。
顔を見たら、たくさん聞いてしまいそうになる。

あの子とどこへいくの?
あの子とどんな約束したの?

あの子のドコがいいの?








私は、もういらない??








そんなことは怖くて聞きたくもなくて
気づかれないように唇をかみ締めた

でも。。。

「・・・なに?立ち聞き?」

呆れにも似た声でため息を吐かれた。
「違う」といいたくて顔を上げたけど・・・
しかし、実際はどう考えても立ち聞きで
私が悪いのはあからさまに見て取れる

「・・・ごめん、なさい」

そう、呟く私の声だけが廊下に響いた。
ソレからは気まずい沈黙が続く


言ってしまおうか。
あの子と同じチケット持ってるよ。とか
あの子よりも私の方が気が楽でしょ。とか

言える言葉なんてたくさんあったはずなのに
何一つ上手く出てこなくて・・・



ため息だけが聞こえた。



「あのさ・・・もう、辞めてくれない?」
「え?」

どうして?


「正直、迷惑。」


顔をあげているのに
レンの顔を見ているのに

私には、レンが見えなかった。


ゆらゆらと歪む視界の中で
ただ、レンの声だけが聞こえていた
ただ、レンの声だけが響いていた















「もう、俺に構うの・・・辞めてよ。」

















そう言って遠くなる背中
思わず、手を伸ばしても
何も掴めず、ただ空を切るだけで


・・・私は、何も掴めなかった。


独りぼっちで取り残されて
置いていかれ子供のように泣きたくなった。

そんな風に泣けたら

ねぇ、戻ってきてくれる?
昔みたいに、傍に居て欲しいだけなのに。。。



『リン』って呼んで
いつもみたいに歌うように
私を、呼んでよ



ねぇ、どうして
隣に居てくれなくなっちゃったの?
ねぇ、嫌いにならないでよ・・・

ねぇ、戻ってきてよ。
仲直りしようよ。


ねぇ、お願いだから。。。



【next】
次はレン君ターンですかね??
視点どっちに置こうかな?
過去編混ぜるならレン君なんで・・・たぶん、そっち?
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