レンリン以外は生きる気力です!! 現在進行形でからくり卍ばーすと中心に 頭の中が溶けていますので ご利用にはご注意くださいwww
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***
壊れてしまうんだろうと、思った。。。のに。
【ないんだからね。】
気が着いたのは、着信の音。
鈍く痛む体を起こしてあたりを窺う
・・・部屋だ。
部屋だけど、私の部屋じゃない。
それでも差ほど驚くコトもなく
目を擦りながら私は制服を探した。
ベットの下に乱雑に広がった制服を見つけて、手を伸ばした
上着に手を伸ばして携帯を探したところで、着信は消えた。
はぁ。。。っとため息をつきながらそれでも携帯を見つけると
着信履歴を確認して・・・少し気が病んだ。
でも、かけ直さなきゃ。っと彼女へ携帯をつなげた。
『・・・りんちゃん?』
すぐに彼女は携帯に出た。
極力いつもと同じような口調と声色を装ってみる
でも、不安で気持ち悪くなってきた・・・
「ごめんね、何回も着信あったみたいだけど。。。」
どうかした?と聞いてみる。
『だって、リンちゃん途中で具合悪くなって
保健室に居たんでしょ?』
大丈夫?と彼女は心配そうに聞いてきてくれる
なんだ、普通に心配してくれているんだ。良かった。と胸をなでおろした。
「・・・あぁ、あんまり憶えてない。」
「そう?レン君が追いかけてたから良かったけど・・・もう、大丈夫?」
どうやら彼女は私は具合が悪くなって
教室を飛び出したと思っているらしい。
いえ、私を保健室送りにしたのは、そいつのせいです。
・・・なんて、そんなことは口が裂けても言えないから
「うん、平気だよ。ありがとう」
そう、答えた。
用件がそれだけなら今すぐに
この携帯を投げしててしまいたい。
『・・・あのね、それで』
ほら、来た。
思わずあたしは目を伏せた
痛むのはアイツが乱暴に扱ったせいにして
私はその言葉を待った。
『・・・あの後レン君だけ戻ってきてね
言われたの。』
「・・・うん。」
言葉と一緒に頷いた。
『振られちゃった。』
「・・・え?」
思いもよらない言葉に私は耳を疑ってしまう。
今、彼女はなんて言った?
え?アイツが?
誰を?
振ったの?
途端部屋に差し込む明かりに思わず顔を向けると
「ん?」と問いかけるように笑いかけられたけど
腹ただしくて他所を向いた。
アイツは私の携帯に気がつき極力音を立てずに
私の背後に回ってゆるりと腰に腕が絡みついてくる
「放せ」と小声で言うがそんなんで通じるヤツではないのは私も知っていた
頭を押して引き剥がそうとしても離れてくれないから
・・・仕方なく、そのまま放置することにした。。。
『・・・・レン君今本気で好きな人が居るから、だめっ言われちゃった』
あはは。っと携帯越しから
聞こえる彼女の笑い声は、震えていた。
せえいっぱいの気持ちで告白したんだろ。。。
相手が、こんなヤツでなければ報われていたんだろう。
でも・・・この顔に騙されたから彼女が悪いんだろう。。。
いくつか雑談が続いたのだけど・・・
私の頭には何一つ入ってこなかった。
「・・・そっか、ぁ」
と、その言葉で会話を区切る
『うん。
あ。話、聞いてくれてありがとう。。。』
「じゃぁ、また学校でね。。。」そう言って彼女との会話が終わり
私の携帯はそのままベットに落ちた
そして、空いた手で振り返りざまにアイツの顔を目掛けて拳を握るが
アイツは微動だにすることなくその手を手のひらで寸分狂わず受け止める
「・・・随分ご機嫌斜めですね?お姉さま?」
私の手を握ったままヤツはにまにまと
楽しそうに私眺めた
「なんで・・・」
「なにが?」
解っている答えをわざわざ聞き返す。
なんて、腹ただしい性格なんだろう・・・
人の怒りをワザと煽って楽しむなんて、最低だ。
「あの子、狙ってたんじゃないの!!
何で振ったの!!」
「・・・別に、あの子から聞いてるんでしょ」
するりとやつの手が首筋をなで上げる
振り払おうと身じろごうとしたが・・・
片腕をヤツにきつく囚われたままで身じろぐことも出来ない
むしろ、ソレをイイことに私を無理やり引き寄せる
簡単に収まってしまうやつの腕の中は、吐き気がする
「っ・・・はな、せ」
「イヤだ。」
腕をつっぱって距離を作ろうとしても
ヤツの方が力は上で・・・距離なんて作れない
耳元で熱を吐かれる。
それだけでも震えるこの体
ゆるりと体の仕組みを確かめるように
這い上がってくる指の感覚
もれそうになる声を押し殺して
きつく目を閉じる
この手が嫌い。
この手は嫌い。
私と同じ血が半分流れてるなんて・・・
考えるだけでおぞましい
嫌。
イヤ。
そんな手で触るな。
気持ち悪い
キモチワルイ
このてなんて・・・だいっきらい。。。
二度目の目覚めは明け方だった。
のろり起き上がり時間を確認すると
明け方の4時を過ぎたところだ・・・
まだ窓の外は暗い。
まだ寝れる
・・・でも、ココはイヤ。
隣でのうのうと寝ているこいつの横なんて絶対嫌だ。
早くシャワーを浴びて自分の部屋へ戻ろう。。。
もう少し寝れる。
・・・そのまま全部夢になればいいのに。
夢になればいい。
ソッと隣で寝ている“弟”に触れる。
顔にかかる前髪を退けててやりながら
私と似ている形の顔は血のつながりのせい。
そんなことを思っていた・・・
今更そんなことを思ったところで何も変わらない。
私はこのまま一生コイツを恨めばいい。
憎しみ続ければいい。
・・・そう、コイツなんて
「好きになるワケないじゃない。」
目頭が熱くなる。
ソレを落ちる前に無理やり拭った
・・・きっと、私はもう二度と
誰かを好きになることはないんだろう。
(泣いてなんかないんだからね。)
【end】
・・・コレで2人視点がおしまいです。
お互い好きすぎて可笑しくなってる感じです(笑)
いいっすよね、恋戦。ピコさんがしゅきです!!
たしかもう少し突っ込んだ話があった気がするんですよねぇ・・・
え?2人の関係と心情にだよ?(苦笑)
思い出せたらまた書きたい感じです。。。
文字かきたいなぁ。文字書いていい?
絵も描きたいけど・・・今は文字が書きたい、かも?
壊れてしまうんだろうと、思った。。。のに。
【ないんだからね。】
気が着いたのは、着信の音。
鈍く痛む体を起こしてあたりを窺う
・・・部屋だ。
部屋だけど、私の部屋じゃない。
それでも差ほど驚くコトもなく
目を擦りながら私は制服を探した。
ベットの下に乱雑に広がった制服を見つけて、手を伸ばした
上着に手を伸ばして携帯を探したところで、着信は消えた。
はぁ。。。っとため息をつきながらそれでも携帯を見つけると
着信履歴を確認して・・・少し気が病んだ。
でも、かけ直さなきゃ。っと彼女へ携帯をつなげた。
『・・・りんちゃん?』
すぐに彼女は携帯に出た。
極力いつもと同じような口調と声色を装ってみる
でも、不安で気持ち悪くなってきた・・・
「ごめんね、何回も着信あったみたいだけど。。。」
どうかした?と聞いてみる。
『だって、リンちゃん途中で具合悪くなって
保健室に居たんでしょ?』
大丈夫?と彼女は心配そうに聞いてきてくれる
なんだ、普通に心配してくれているんだ。良かった。と胸をなでおろした。
「・・・あぁ、あんまり憶えてない。」
「そう?レン君が追いかけてたから良かったけど・・・もう、大丈夫?」
どうやら彼女は私は具合が悪くなって
教室を飛び出したと思っているらしい。
いえ、私を保健室送りにしたのは、そいつのせいです。
・・・なんて、そんなことは口が裂けても言えないから
「うん、平気だよ。ありがとう」
そう、答えた。
用件がそれだけなら今すぐに
この携帯を投げしててしまいたい。
『・・・あのね、それで』
ほら、来た。
思わずあたしは目を伏せた
痛むのはアイツが乱暴に扱ったせいにして
私はその言葉を待った。
『・・・あの後レン君だけ戻ってきてね
言われたの。』
「・・・うん。」
言葉と一緒に頷いた。
『振られちゃった。』
「・・・え?」
思いもよらない言葉に私は耳を疑ってしまう。
今、彼女はなんて言った?
え?アイツが?
誰を?
振ったの?
途端部屋に差し込む明かりに思わず顔を向けると
「ん?」と問いかけるように笑いかけられたけど
腹ただしくて他所を向いた。
アイツは私の携帯に気がつき極力音を立てずに
私の背後に回ってゆるりと腰に腕が絡みついてくる
「放せ」と小声で言うがそんなんで通じるヤツではないのは私も知っていた
頭を押して引き剥がそうとしても離れてくれないから
・・・仕方なく、そのまま放置することにした。。。
『・・・・レン君今本気で好きな人が居るから、だめっ言われちゃった』
あはは。っと携帯越しから
聞こえる彼女の笑い声は、震えていた。
せえいっぱいの気持ちで告白したんだろ。。。
相手が、こんなヤツでなければ報われていたんだろう。
でも・・・この顔に騙されたから彼女が悪いんだろう。。。
いくつか雑談が続いたのだけど・・・
私の頭には何一つ入ってこなかった。
「・・・そっか、ぁ」
と、その言葉で会話を区切る
『うん。
あ。話、聞いてくれてありがとう。。。』
「じゃぁ、また学校でね。。。」そう言って彼女との会話が終わり
私の携帯はそのままベットに落ちた
そして、空いた手で振り返りざまにアイツの顔を目掛けて拳を握るが
アイツは微動だにすることなくその手を手のひらで寸分狂わず受け止める
「・・・随分ご機嫌斜めですね?お姉さま?」
私の手を握ったままヤツはにまにまと
楽しそうに私眺めた
「なんで・・・」
「なにが?」
解っている答えをわざわざ聞き返す。
なんて、腹ただしい性格なんだろう・・・
人の怒りをワザと煽って楽しむなんて、最低だ。
「あの子、狙ってたんじゃないの!!
何で振ったの!!」
「・・・別に、あの子から聞いてるんでしょ」
するりとやつの手が首筋をなで上げる
振り払おうと身じろごうとしたが・・・
片腕をヤツにきつく囚われたままで身じろぐことも出来ない
むしろ、ソレをイイことに私を無理やり引き寄せる
簡単に収まってしまうやつの腕の中は、吐き気がする
「っ・・・はな、せ」
「イヤだ。」
腕をつっぱって距離を作ろうとしても
ヤツの方が力は上で・・・距離なんて作れない
耳元で熱を吐かれる。
それだけでも震えるこの体
ゆるりと体の仕組みを確かめるように
這い上がってくる指の感覚
もれそうになる声を押し殺して
きつく目を閉じる
この手が嫌い。
この手は嫌い。
私と同じ血が半分流れてるなんて・・・
考えるだけでおぞましい
嫌。
イヤ。
そんな手で触るな。
気持ち悪い
キモチワルイ
このてなんて・・・だいっきらい。。。
二度目の目覚めは明け方だった。
のろり起き上がり時間を確認すると
明け方の4時を過ぎたところだ・・・
まだ窓の外は暗い。
まだ寝れる
・・・でも、ココはイヤ。
隣でのうのうと寝ているこいつの横なんて絶対嫌だ。
早くシャワーを浴びて自分の部屋へ戻ろう。。。
もう少し寝れる。
・・・そのまま全部夢になればいいのに。
夢になればいい。
ソッと隣で寝ている“弟”に触れる。
顔にかかる前髪を退けててやりながら
私と似ている形の顔は血のつながりのせい。
そんなことを思っていた・・・
今更そんなことを思ったところで何も変わらない。
私はこのまま一生コイツを恨めばいい。
憎しみ続ければいい。
・・・そう、コイツなんて
「好きになるワケないじゃない。」
目頭が熱くなる。
ソレを落ちる前に無理やり拭った
・・・きっと、私はもう二度と
誰かを好きになることはないんだろう。
(泣いてなんかないんだからね。)
【end】
・・・コレで2人視点がおしまいです。
お互い好きすぎて可笑しくなってる感じです(笑)
いいっすよね、恋戦。ピコさんがしゅきです!!
たしかもう少し突っ込んだ話があった気がするんですよねぇ・・・
え?2人の関係と心情にだよ?(苦笑)
思い出せたらまた書きたい感じです。。。
文字かきたいなぁ。文字書いていい?
絵も描きたいけど・・・今は文字が書きたい、かも?
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