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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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アニメパロ。
(すでにオリジナル(笑)
雰囲気だけ似せるつもりです
・・・もともと記憶でしか書いてなくて。。。

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***


晴れ渡る空の下。

屋上の手すりに身を預けながら
さわりと風は髪を撫でてゆく
でも、空気が気まずい。。。

そんな中不意に、顔を向けられて


「どう、落ち着いた?」
「・・・うん////」


うなづきながら鼻を啜った。



【かみさまの居ない世界で。3】



今の時間は朝のHRの時間なのに
私達は屋上に逃げ込んでいた。

その理由は、私が突然泣き出すたことにある。
教室は何が起きたのか解らず
無言の沈黙が流れていて
居た堪れなくなった彼が私を連れて屋上にやってきた。
・・・のがついさっきまでの話。

全ては自分の至らないせい、で・・・
彼に迷惑をかけているのは明らかだった。



「ごめん、ね?」
「ん?別に。。。
 いきなり顔見られた途端に泣かれたときには焦ったけど。。。」



隣で彼はケラケラ笑ながら
痛いところを突いてくる
私だって人前であんなにないとことない。
でも、涙が止まらなかった。。。
止められなかった。



「・・・ごめん。」
「ねぇ、名前は?」

「え?」
「昨日居なかったろう?」



さらさらと風が髪を撫でて
彼は優しく目を細めていた。。。

そっと向けられる視線に、肩が跳ねる。
弟も生きていれば、同じように成長して
彼のように背は高くなっていたのだろうか?
声は少し落ち着きのあるように低くなっていて
こんな風に大人びたように笑ってみたりするのだろうか?

そんなことを考えながら
こくりと息と一緒に全部飲み込んだ



「リン・・・鏡音 リン」
「リン。か・・・名前も似てるかな?」

「?」
「俺、レン。
 初音 レン。。。知ってたよね?」


よろしくな?っと無邪気に笑ってくれるんくれるのに
平静を装いながら、私の表情はその名を聞いて硬くなる。
ざわりと青ざめてくそんな気がして・・・不意に痛む肩を抑えた。。。

「でも~世界には自分に良く似た人間は3人居るって言うけど
 まさか、女の子だと思わなかった~ぁ」
「あはは、そうだね?
 私もそうかも。。。」

ざわめく胸を抑えながら
彼の話に相槌を打つように答えていく



「昨日何で、居なかったの?」
「お、っ!!」

「?」
「お母さんが…入院してて
 ソレで、病院から。。。」



慌てて首を振りながら言い直したが
何で簡単に『お勤め』のコト言おうとしたんだろう
誰にも言っちゃいけないのに・・・
なんか、彼と居る時だけなのに気が緩む

弟に、似てるだけなのに
思わず・・・安心しそうになる。



そんな自分がどこか、怖かった。
まるで心の片隅で警告を鳴らすかのように
心臓が早く音を立てている



「そっか、ソレは大変だなぁ・・・
 うち、両親居なくてさ」
「え?」

不意に彼が話し始める



「姉貴がずっと面倒見ててくれて・・・
 結構大変な思いしてると思う。」



屋上の手すりに体重を乗せて
少し遠い空を見上げながら、彼は言葉を続けた

「だから、高校卒業したら就職着いて
 少しは、姉貴に楽させたくて・・・」
「・・・偉いね。」

「ん?」
「初音君、偉いよ。」

「そっかな?」っと照れたように
頬を染めて照れ笑いをしているのを見て
私も思わず笑っていた。。。




あぁ、何を考えていたんだろう?
あぁ、何を怯えていたんだろう?




彼はどこにでもいる普通の子じゃないか。
家族思いの優しい子なのに

ただ『名前』が一緒なだけで
私は何をそんなに過敏になっていたんだろう。。。

そう思ったらなんだか彼に申し訳なくなってきた
怯えることなんて無いじゃないか。

そう思ったら、肩の力が抜けた。
ただ話すだけでこんなに
気を張っていたのかと思うと
ちょっと馬鹿らしくて、こっそりため息を吐く





「ねぇ、聞いてもいい?」
「ん?」






















「・・・ねぇ、俺・・・誰かに似てるの?」
「・・え?」



















息が、詰まる。
背中に嫌な汗が伝い・・・
こくりと乾いた喉に無理やり唾液を通す。

「な、んで?」
「や・・・なんか、ずっと窺ってる感じだったから?」

違う?と聞かれ・・・言葉が無くなる
ただ、申し訳なくて仕方かなかった。
彼は自分のことちゃんとは話してくれたのに
私は何1つ話しては居ない
それどころか、疑うように彼の様子を窺っているだけで



軽い、自己嫌悪だ。



「あ・・・そっか、ごめん
 そーかもしれない。。。ごめん。」
「あ。そんなに謝んなくていいよ!!
 気になっただけだし!!!」

俺こそ、ごめん!っと素直に謝ってくれて
彼は本当に優しい人だと思う。
だから、余計に申し訳なくて
全部話すワケにはいかないけど・・・


「・・・ぅとに、」
「え?」

「弟に、似てて」
「弟?」

「うん、でも・・・もう居ないの。
 生きてたら、初音君くらいだなぁって思ったら、なんか、その」
「そっか。。。弟か。な~ぁんっだ」

“弟”という言葉を繰り返して
彼は大きく肩を落として見せた。。。
何事だろう?と様子を窺うと彼は顔を上げて私をジッと見てから


「なんか、すっごい熱心に窺ってるから
 ・・・てっきり忘れられない恋人とかなぁーって思ってたのに。。。」
「!!」


ジッと向けられるその真っ直ぐな視線に
ちょっと居た堪れない。

だって、彼は本当に弟に似ていた。

生き写しのように。
まるで、本人のように。




でも・・・私の弟が
私のレンが生きているはずは無い。




だって、あの時








燃え盛る炎の中
鈍く光るその剣先は
深く、彼の体を貫き・・・

赤く、紅くその色が地面に広がっていく

引き抜かれる剣先が抜け落ちて
彼の体が重力に抗うことなく地面に落ちた。
縺れる足で彼の元へ駆け寄り抱きかかえるだけで
そこから逃げるなんて・・・もう、私には出来なかった


このまま2人で死ねるなら、ソレもよかった。


今度は私だ。とそう、覚悟した
でも・・・ソレを彼は許さなかった。






それからの記憶は途切れ途切れ。
気づいたときには私はメイト兄に抱えられていた・・・
遠くなる炎の群れの中であの人の笑い声が響いていて

その中に、取り残されるように
レンの体だけが置き去りにされて
あの人は私が見ているのを・・・知っていたんだ。
その目は私から反れることなく
握り締めた剣先は・・・・再び、レンの貫いた。






レンは・・・殺されてしまったの、だから。。。






私がもっと強ければ
・・・誰も、死ななかったのかな?














ホンの一瞬でも私の中から消えない
私の時間はあのまま止まり続けたまま。。。

・・・きつく唇をかみ締めたときに


「鏡音さん?」
「あ・・・ごめんなさい。
 チョット思い出してたから・・」


大丈夫。といいかけて、言葉が詰まる。
平気なのに。どうしてだろう?
止まったはずの涙がまたあふれ出してきた・・・

制服の裾で何度も目を擦るけど、止まらない。


「あ。俺・・・なんか嫌なコト言った?
 ごめん!謝る・・・ホントごめん。。。」
「・・・ううん。初音君は悪くないよ。
 っホント・・・ごめ、んな・・さ・・・い」


あの時、何日も泣き続けたのに・・・
何度も後悔して、泣き続けたのに・・・

今でも、この涙は涸れる事を・・・知らなくて。



「・・・ごめん
 辛い、思い出だったんだね?」



不意に、感じた暖かさにも気づかなかった。

ソッと髪を撫でられ、頭を押し付けられる
知らない匂いがした。
でも、落ち着いた。



「泣いて、いいよ。。。
 今だけ弟の変わりになるから・・・」



そう言ってくれる彼の腕の中は
とても、暖かくて・・・居心地が良かった。

【next】
話が異常に広がって収集が着かなくなる
・・・そんな時は、区切ってしまえばいい!!(オイ)

お話いっぱい書きたいよぉぉ
鏡音!!!鏡音!!!!!もう、依存症ですね?
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