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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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心臓がはねあがる。
本から目を離し視線を向ける

柔らかそうな髪の束とその香りに再び心臓がはねあがった。
肩にもたれ掛かるようにしている…眠っているのだろうか?
時計に目を向けてもまだ夕飯を食べてからそれほど時間は経っていないのだが…疲れているんだろう。
そう思い、結われていた髪をほどく。
さらりとこぼれる様に髪が広かった。
柔らかくて、甘いにおい。
酷く心地よい。
もっとねだるように頭を置く
もう少しこのまま居たらベッドに運ぼう。
もう少しこのまま居たら朝まで眠ろう…
もう少しこのまま…っとまどろんでいると
支えにしていた頭がふるふる震え始め…
あ。…起きてたんだなぁなんて思って顔が緩む。

どれくらい我慢していてくれるだろうか?
前だったら直ぐに怒って邪魔扱いされたのに…



なんだか不思議とくすぐったく感じる。


「…いいよ、動いて」
「な、何よ!!起きてたの!!」

「いや、いいところにりんのあたまが合ったから」
「勝手に枕にしないで!!」

「先に枕にしたのは、りんだろ?」
「…私は、いいの////」



私だから。とごみょごみょ言い訳をしてくる、それさえも愛しくて…

「…うん。知ってるよ」って言う。

寄り添っていてくれるぬくもりが愛しくて目を閉じる
全部預けてしまおうこのぬくもりに…

俺を“人”に戻してくれた…暖かさに。
君と一緒にいると…自分が人間だと感じられるのだから。

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軽くその肩にもたれ掛かるように頭を預ける
落ち着くにおいとこの体温…一番落ち着く時間。

うとうとしがら目を閉じていると
向こうが寝ていると勘違いしたらしく…
なれた手つきで結っていた髪をほどかれる。
まだ、起きてるんだけど勝手に寝る準備をされるので目を開けようかとしたその時
頭に重みを感じた。
こそっと預けるように温もりがある
薄く目を開けると…さっきで読んでいた本は閉じられ膝の上にある。

…今、休んでいるのか?

私の位置からでは目を閉じているのかどうしているのか全く見えない…
変に動いて起こすのも可哀想だし…
あーどうしよう…寝れない!!
暫くぐるぐる考え混んでいると…ぷはぁっと耐えきれずにれんが息を吐く。
そのあとに笑いながら優しい声で話しかけてくる…



「…いいよ、動いて」
「な、何よ!!起きてたの!!」

「いや、いいところにりんのあたまが合ったから」
「勝手に枕にしないで!!」

「先に枕にしたのは、りんだろ?」
「…私は、いいの////」



私だから。と子供じみた言い訳をしてみるが…
それでも、れんは笑って言う

「…うん。知ってるよ」って言う。

私はそれ以上なにも言えなくなる
当たり前みたいに君は全部受け入れてくれるから





寄り添っていてくれる体温が変わらず暖かくて目を閉じる
全部預けてしまおうこの体温に…

私を“人”に戻してくれた…暖かさに。

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