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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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こちらは、しんりょの好きな3つの桜にまつわる
お歌からそれぞれ形成される物語になっております。。。


*それぞれの歌のイメージを汚されたくない方。
*それぞれの歌を1つに纏められたくない方。


どうぞ、お逃げくださるようにお願いしますvv
なにぶん・・・お話苦手なので辻褄が合わないときがあるので
そこら辺は笑って「しんりょだから、な」っと3回心の中で唱えてくださいwww







*イメージ曲*

大正メロン!うまうまですぞ!!!(オイ。)

拍手


***

話が動き出すのは
あの花が咲く頃

再び、芽吹き・・・始まった。





【さくらうた。2】





その音が聴こえていたのは
一体、いつからだったんだろう?

いつの間にか眠った居てことに気がついた
あたりはすでに暗闇が支配している。。。
ボーっとしながら目を擦り唯一の明かりである
月明かりの中で暫く、まどろんでいた。


   決まっていたこと。


そう、自分で解っているのに
心のどこかで私はソレを拒絶していた。

だからと言って私自身
何かをするわけでもなく
何か起こすわけでもなく

ただ淡々とその日だけが近づいていく




小さくため息をついてから
部屋の空気を変えようと窓辺に立つ

思いっきり窓を大きく開けると
まだひんやりと冷たい風が部屋に入り込んでくる
そろそろ、桜も見ごろだと言う時期などに
まだまだ肌寒い。
それでは、折角咲いている桜が可哀相に。。。と
思いながら、窓辺に寄りかかる

静かなひと時。
そんな中でまたあの音が、聴こえた

ドコからともなく響いてくる
ヴァイオリンの音色。
ソレが唯一曇る私の気持ちを穏やかにしてくれるものだった。
そういえば、いつも決まってこの時間に聴こえる気がする

私がいつも独り部屋に閉じこもるこの、時間。



『・・・一体、どんな人なのかしら?』



ふわりとカーテンが、靡く
その途端に私は走り出していた




ドコまでも続く桜の並木を進む
ドコへ向かうなんて解らない

けれど、私は音の強くなる方へと足を速めた。













ふわりと目の前に花びらが落ちてきた。

思わず、足を止め・・・
花びらを受け止め様としたが
ソレは、あえなく失敗に終わってしまった

地面に落ち仕舞った花びらを名残しそうに
見つめて、ため息をついた




そういえば、桜の花を受け止めると願い事が叶う。と
言う話を誰かから聞いたコトがある。




・・・けれど、果たしてそんなことがあるのだろうか?
そんなことで叶うなら、誰も悲しい想いなんてしないのに。。。



   誰かを好きになるって・・・
   一体、どういうことなんだろう?



また思い出してはては、じわりと視界が歪む。

袖で目を擦ると。。。そう言えばさっきから
ヴァイオリンの音が聞こえないことに漸く、気がついた

もう居なくなってしまったのだろうか?っとあたりを見回す・・・
音のあたりは確かにこのあたりだったのに。。。
そう、思うと・・・不意に後ろから聞こえる。

あの曲の音色が



慌てて振り返ると
その人は確かにそこに居た

小さな街灯と淡い月明かりのだけの中で

観客など誰も居ない
舞台などもない

そんな場所で



彼は、居た。



前に連れて行かれた音楽会の様に畏まったタキシードなどではない
着崩した学ランでのまま
そこでヴァイオリンの音を響かせていた。

彩るものなど何一つない。
鮮やかさなども何もないのに

私の目は、釘付けになった。



舞い散る桜の中で
それでも、彼はとても美しかった。



息をすることさえ忘れて私は彼に見入っていると
・・・それに彼も気がついた。
2つの視線が合うと、彼は小さく笑う
あ。っと思った途端、曲の勢いが変わる
今までゆっくりと和むような優しい曲だったのに
目が合った途端に彼はいきなり曲調を
スピード感のあるモノへと変えたのだった

あまりの曲の展開の違いにびっくりするのと焦るのとで
付いていけないで居たのだが・・・
次第にソレが楽しくなっていた。

曲自体は同じものなのに
弾き方を少し変え、そのテンポを
変えただけでまるで違う曲の様に聴こえる

私はいつの間にか曲に合わせて
手拍子を打ち始めた。
ソレに気を良くしたのか?彼のテンポはますます速くなる
私の手拍子が追いつかないほど・・・と、思った瞬間
彼が後ろに倒れた。


「・・・っ!!」


慌てて駆け寄ると、彼はすぐに
頭を押さえながら体を起こした・・・が
どうやら頭をぶつけたらしく頭を押さえている

「・・・平気?大丈夫??」

と、問いかけると

「・・・あぁ、すみません。
 大丈夫です、俺に似て頑丈なんで壊れてませんよ」

そう言って苦笑いを見せてヴァイオリンを見せた
守ってみせた!と言わんばかりに。。。


「あの・・・私が心配したのは、あなたの方です。」
「え?」


きょとんとする彼に私は続ける。



「ドコも、怪我してませんか?
 本当に平気なんですか?」

改めて強く聞くと

「・・・・・・頭をチョットぶつけました。」

怒られた子供の様に彼は頭を押さえて、小さく呟いた。
言われたとおり押さえているところをコソッと見ると
ぽこりと痛そうなふくらみがある。。。

「・・・あ~たんこぶですね。」
「チョット痛いです。」

ペン。と軽く叩くと彼は声にならない悲鳴を上げた。

「・・・ちょっと、ですか?」
「とても、痛いです/////」

涙を浮かべて答える彼に
小さく笑ってしまいながら・・・



「じゃぁ、少し待っていてくださいね?」



そういい残してその場に彼を置き
私は急いで、近くの水飲み場まで走り出した。

私は持っていたハンカチを水で濡らすと
すぐに彼の場所へと戻った。。。
駆けてゆくと彼はその場で大人しく待っていて
すぐに私に気が付くと、ただ不思議そうに見ていた。

「コレで、少し冷やしてください。」

どうぞ。と今濡らして着たばかりのハンカチを差し出すと
彼は・・・不思議そうにソレを見つめてから
「ありがとうございます。」と小さく呟き、受け取った。



何故だろう?
このくすぐったい気持ちは?
どうしたんだろう?
この胸の奥が音を立てる感じは?














・・・もう、少しだけこのまま居たい。なんて
思ってはいけないことなのに
それでも、私は止まらなかった。

「・・・あの、明日も、ココに演奏されるんですか?」

彼は自分が先ほど足を取られて横転した
桜の木の根に腰をかけながら頭を冷やし、私を見上げていた。

不思議そうに向けられる青い瞳。

空のように鮮やかなのにどこか深い色味で
また、胸が音をたてる



すると、彼は優しく笑みを浮かべ

「はい、私はいつもここにおります。」

「また、聴いてくれますか?」と
その言葉にただただ嬉しさのあまり、立ちくらみを憶えた。





【next】
夢桜!開始です!!!
もう・・・本当は1周年目からスタートするつもりだったんですが
・・・なんか、26日じゃなくて24日だったんですよ。。。1周年☆

本当、この曲大好きで・・・
聴いたときのイメージで書くので
申し訳ございませんが本家の設定無視です!!!
・・・いや、だって知らないもん。。。PVしか観てないもん。。。
なので、本家大好きな方は諦めてください。。。
このサイト管理者はドコまでもレンリンなのですよ・・・気持ち悪いくらいに。。。ね?
諦めて!!!お願いだから!!!本気で!!!

ちゃんと繋がるように頑張ります!!!



この話がメイン話になるので・・・
チョットだけ長いのかな??Σ(´゚∪゚`;)
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