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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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片腕の探偵はぁはぁ////
なんか、カッコいいですよね!!!!(オイ)

この話はしんりょがとても昔のじゃんるの時に考えていたお話が
大元の筋になっておりますが・・・
トリックが思いつかなくておじゃんになったんで・・・

あるのは最初と最後だけ☆

所詮推理モノとか無理な人種です!
読むのは好きなんだけどね・・・
あ。ごめん嘘吐いた。。。
私は、観るのが好きです・・・(2時間ドラマ)



BMG*元

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***

そして、彼は話始めた。
この事件の全容を・・・



生き残った者だけがリビングへと呼ばれた。

「何か、御用ですか?探偵さん?」

私の姿を確認すると彼はにこりと微笑んで
持っていた懐中時計を閉じると
座っていた席ら立ち上がった
腕の通っていない袖はふわりと揺れる


「はい。でも、ソレはご存知なのでは?」


ニコニコと向けられる笑みに
私の顔は強張った。
けれど、何事も無かったように振舞うのは慣れている


「さぁ・・・なんのことかしら?」


私もにこりと返した。





【遺産相続】





少女の祖父が死んだ。

そして、残された少女達に遺産だけが与えられることになった。
・・・けれど、祖父は一癖も二癖もあるような人間で
遺言書には『私の莫大な遺産と権利は全て最後の孫に与える』と言うもの
祖父の最後に当たるのが・・・少女コト、鏡音リンだった。

けれど納得のいかないのは他の遺産相続者たち。
それらは、少女にとっては血の繋がった家族達だった

祖父の残した遺産と権利。

ソレすべてがたった一人のものになるのが「おかしい」と
彼らは狂ったように少女を攻め立てた。
しかし、遺書にはしっかりとソレが記載されていた
・・・そして、もう一つ条件が書かれていた。

『もし私が死んだ一ヶ月以内にこの屋敷に残した
 私の“記憶”を探せた者がだけが如何なる者としても
 遺産を相続する権利を与えよう』

と言うものだった。
少女の祖父は余生は静かに過ごしたい。と言って
余生は全てこの断崖絶壁に立つ
誰も訪れることの無いこの屋敷で独り暮らしていた。


そして、静かに息を引き取っていた。
遺言が公開されてからはずっと屋敷の捜索
と言う名の粗探し。
・・・人は欲が絡むとココまでおぞましい
本性をされせるのかと思うとぞっとしてしまう。
少女は彼らと一緒になって祖父の記憶と言うものを探すこともせず
数日をただ、淡々と過ごしていた。
そんな時だった。

彼が訪れたのは・・・


「こんにちわ。」


庭に出て、庭に咲いていた
花と一緒に日光浴をしていた時に
屋敷の檻の向こうで彼は声をかけてきた。
金色の髪が風に靡いて表情はよく解らないが
身なりから見てもとても良い所の方だというのは見て取れた。
しかし、ひらりと海風に片腕だけが触れるのに違和感を感じた
が、これと言って敵意を感じることはなく無かった。
この屋敷に来てから久しぶりに感じる
人らしい人の感覚に少女は答えた。

「・・・こんにちは。貴方は?」
「・・・えと、迷子でしょうか?」

質問に質問で返された。
少女は首を傾げたが彼に歩み寄る
背丈は自分とあまり変わらない気がする
同じ年頃だろうか?・・・でも、物静かな雰囲気から
自分よりかは少し大人びて見える。。。

「こんな辺鄙なところで迷子、ですか?」
「確かこの辺に知り合いの別荘がありまして
 ・・・記憶だけできたら、この様です」

あはは。。。と笑って見せる、彼
見た目よりも幾分か子供じみている笑みに
少女は思わず気を緩めたのか?思わず笑ってしまう。


「面白い人ね?
 こんなところまで記憶で来るなんて?」
「いえいえ、途中まではバスで着たんですよ?」


少しの間空気が開いた。
そこを真面目に返され、少女は耐え切れず笑い出した。
誰もそんな風には聞いては居ないのに・・・

ひとしきり笑い終えたところで少女は
涙を拭いながら・・・息を吐く

「そんなに笑わないでください」
「・・・ごめんなさい。つい///」

あまりにも恥ずかしそうにする
彼にこの短時間で愛着が湧いてしまう
この屋敷に居る同じ血が流れているであろう筈の
あの人たちよりこの人と一緒に居る方が
どれほど気が休まるのだろう?


「・・・今日はどこかへお泊りに?」
「え?・・・先ほども言いましたが
 私は知り合いに会いに着たので。。。」

「でも、迷子さんなのよね?」
「痛いところを突かないでください」

彼に渋い顔をされてしまうのだが・・・

「ねぇ、よろしければ
 今晩お泊りにならない?」
「?」

「海の風が変わったの
 もうじきに、雨になってしまう
 
 今からじゃきっと町に着く前に日だって暮れてしまうでしょうから・・・」

言葉を続けると彼はゆっくり空を見上げた
釣られるように空を見ると海の向こうで
どんよりとした黒い雲がこちらへ向かってやって来るのが解る。

「あぁ・・・雲行きが怪しいですね・・・」

そう言うと彼は向きを変えて歩き出した。
帰ってしまうものだと思い
少女はそれ以上は何も言わず口を閉じた。

「あ。」
「?」

「・・・お屋敷の入り口ってどちらですか?」

彼に問われ。。。暫く考えてから
少女は楽しそうに笑いながら

「こちらです」

と彼と同じ方へと歩き出した。

















この時誰が予感したでしょうか?

“探偵”が訪れたときから始めていた
この屋敷で始まる殺人事件のコトに・・・

誰が気づいていたのでしょう?

そう、犯人出ない限り
そんなことを思う者は誰も居ないのです。

【next】
トリック無いんでそのまま中抜きで
一気に最後に飛びますます!!!
しんりょの頭はそんなによくないのだよ!!!!
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