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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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【遅咲き花】の短編系??

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***

手の中にすくったものは
音もなく消え落ちる

掬いたいのか?
救いたいのか?

巣食いたいのか?

答えなんてどうでもいい。
最初から、答えなんてないのなら。。。

(その心を、すくいたい。)


***


「ごめんなさい。」

繰り返し紡ぐ言葉は
ほんの些細なことで繰り返す。


「ごめんなさい。」


何が悪いのか解りもしないで



「ごめんなさい。」




あぁ・・・何を言えば
俺は、楽になれるんだろう?


(それは、なんの為の謝罪?)


***


綺麗に咲いた花があった。

「きれい」と後ろで呟いた。
だから、踏みつけた。

めちゃくちゃになるまで
この手で壊した。
この身で壊した。


それでも
誰かが言った。

「きれいな、花ね?」と。。。


言われるたびに
それを聞く度に

虫唾が走る。

だから、今日も花を壊す。
めちゃくちゃになるまで

・・・それでも、気が晴れる事はない。


(まるで、病のような。。。)


***


先ほどまで土砂降りが
数分前に上がり、葉のしずくを
太陽がキラキラと輝かせる、昼下がり。


「りん。」


そう言うだけの驚いたように顔を向ける。

数度瞬きを繰り返し様子を窺ってくる
でも、数秒で耐え切れず視線を逸らすが
その様子はまるで警戒心(恐怖心)満開な
小動物のような小刻みなもので・・・


「りん。」


呼べば、恐る恐る視線を向けてくる


「・・お兄ぃちゃん?」
「ほら、リンって鈴が鳴ってる。。。」


その声をさえぎるように・・・
そう言って窓の方へと視線を向けると
「なんだ。。。」っと、ホッと息を吐き胸を下ろすが

・・・どこか、悲しそうに俯く。



「あ。お兄ちゃん・・・
 お向かいさんがお菓子くれたんだけど・・・」
「へぇ。。。(向かいって・・・じぃちゃん一人暮らしだっけ?)」

「お茶淹れるから・・・食べる?」
「あぁ。(孫が出来たみたいとか喜んでたけど・・・へぇ。)」

「・・・っうん!!淹れてくる!!」
「(・・・ん?話聞いてなかった。。。)」



勢いよく立ち上がると
台所の方へと急いでいった。。。


暫く、弄るものがなくなって
暇を持て余しながらソファーに深く背を預ける。
・・・すると、かすかに鼻歌が台所の方から聞こえてくる。





   あぁ、ご機嫌だなぁ。。。





そんな理由知らなくていい。知りたくも無い。
ただ、その名が呼びたかっただけなのだから・・・。



「りん。」




窓の外の空は目がくらむほどの快晴で
・・・そこにかかる虹すらかすんで、見える。


(その響きが、濃く色を残すから・・・。)

【end】
たまには甘めで!!!
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