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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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知らん!!!


何となく書きたかっただけだ!!!

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***

目が、合う。



それに気がついたのは、ごく最近のことだった。
その人のことはあまり知らない。
けど、周りの女子はよく騒いでいた







「カッコいいよね!!」っと。

世界の常識は十人十色言われているように
人の価値観とはそれ相応にあるもので、聞かれても困る。

毎日出来る女子のハーレム。
でも、男子はこれと言ってブーイングは出さない
なぜなら“その人”は女子だけではなく
同姓からも人気者。らしい。。。?

優等生よりも硬派なタイプで?
頭より体を動かす派で?
これと言って多くは話さない
でも、はっきりと言い切る態度と度胸が
上下男女問わずに人気な理由。。。らしい。?

ひとたび彼が動けば女子から黄色い歓声が上がる

・・・クララ?か小鹿?でも立ち上がったのかな??
っと言うそれくらいな、意識だった。



不意に目を向けると、目が合う。
でも、すぐに視線は逸らされた。

あまり気にも止めずお弁当を口に運ぶ至福を判じていると
また女子から歓喜の悲鳴が上がり、何事かと顔を上げると・・・
忘れ物をして、帰ってきたらしい。
何だろう?宇宙からご帰還かと思った。。。




再び目を向けると
また、戻ってきた彼と目が合う。


・・・ん~変だな?何故目が合うのだろう?



ソレは最近になって頻繁になっている。
最初は1秒だけの視線が合うだけだったのに

この頃はその時間が少しづつ長くなっている。。。
今日は10秒ほど見詰め合ってしまった。。。ん、おかしいな?













っと、そんなコトを
お隣のお姉さんに話してみた。

すると。。。


「え?リンちゃん恋わずらい?」と聞き返された?


あれ?聞いてたのは私じゃなかったっけ??
ニコニコと満面の笑みで聞かれ私は取り合えず
「解んない。」そう、答えた。

「そっか。。。リンちゃんが恋わずらいかぁ
 ・・・ちょっと、困ったな~ぁ」
「ん?どうして?」

「ん?リンちゃんに紹介したい子が居てね?」
「うん?」

「私の従兄弟なんだけど・・・
 その子口下手で、誤解されやすいんだけど
 リンちゃんとお友達から。。。って言っててね?」
「ん?いいよ?私なら別にいいよ?
 ミクちゃんの知ってる人なら~ゼンゼン」

「あ、ホント?
 でも、リンちゃん恋わずらい中でしょ~?」



どうしようっかな?っと考え込まれる。
お姉ちゃんはやたら“恋わずらい”を気にする。
お友達になるのに・・・それは関係あるのかな???

飲み干した炭酸は口の中で
しゅわしゅわとはじけて、消える。








その日ベットの上で、考えた。

目が合うのを気がついたのは、本当に最近のこと。
ソレまではあまり気にしていなかった。。。

でも、目が合うようになってから
私は彼を追うようになってしまった。

それでも、周りの女子のように話しかける勇気もない
大体、目が合うのも自分の思い込みかもしれない・・・あ。きっとそうだ。
きっと、彼は私じゃなくてもっと違うどこかを見ているだけなんだ

あ~そうだ、そうだ

きっと、そうなんだ!!
危うい、危うい。。。
危なく、恥をかくところだった。。。


「・・・なんだ、私じゃないんだ。」


ふとして解決した私の初恋は
こうして静かに、消えてしまった。。。

































































「リンちゃん!!失恋には新しい恋よ!!」っと
お隣のお姉さんは休日返上でセッティングしてくれた。


朝早くに家にお姉ちゃんは乗り込んできて
一晩泣き続けたぼろぼろで酷い私の顔を
一生懸命に整えてくれて
お古の可愛いワンピースを無理やり着せられた。


しかし、昨日の今日で
泣き疲れてそんな気分ではないのだけ・・・
コレもお姉ちゃんの優しさなんだからと言い聞かせて私はその場に居た


「もうすぐ来るはずなんだけどなぁ。。。」
「うん、そんなに急いでないからいいよ?」


お姉ちゃんは「ごめんね?」と言いながら
あたりを伺っている。この前話していた子らしい。。。
そっか、よく考えれば・・・男の子だよね。
お友達になるって言うから女の子前提で話を聞いていたけど

視線を逸らすように
外を見る

にぎやかな日曜日の喫茶店。
楽しそうな家族連れやカップル、お友達。とか。。。
天気も晴天で、お出かけ日和。

楽しいことこの上ないはずなのに・・・

それでも、気分は晴れない。
私は、きっとこの人込みの中でも
彼を探してしまう









居るはずもない彼を・・・・・・・・・あれ、居た?








「あ。来た、来た~こっちだよ!!」

とおねえちゃんが手を振ると
ソレに気がつき、こちらへと走りよってくる・・・のは
紛れもなく、昨日思って泣きはらしたその相手で???あれ?

「ごめん!遅れた!!」

申し訳なさそうに両手を合わせて謝ってみせる彼は
学校で見るよりも・・・幼くて?

「ほんとだよ!!
 自分からセッティングして!!って言っておきながら~」
「??」
「・・・っちょ、ミク姉//////!!!!」

子供のように焦ってお姉ちゃんを止めようと
慌てる姿は・・・私の知らなかった一面で。。。
一人この状況が解らず、ぽけーっとしていると
それに気がついたおねえちゃんはいつものような口調で




「・・・じゃぁ。紹介するね?
 私の従兄弟のレン君。リンちゃんとは同じクラスなんだって?」




そう、お姉ちゃんに言われたけど・・・
私の頭は回らなくて
折角止まっていた涙だけが、また止まらなかった。


【end】
支離滅裂って言葉知ってるかい?(笑)

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