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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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【NG】とは違うばーじょんの兄妹話ですv
ツンデレ兄×弱気妹です!

あれ?こっちのお兄ちゃんっていつデレるんだっけ??

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***


電車を降りて時計をみると
夕飯の買い物にいい時間帯だった。

お兄ちゃんと2人だし。。。
少し奮発でもしてみようか?と思って居ると
電車の発車ベルが聴こえ
同時に呼び止められた気がして振り返る

声を方を振り返るとお兄ちゃんと
同じ制服の人が立っていた。


「鏡音の妹、さんだよね?」
「・・・兄の、知り合いですか?」


そう聞き返すと相手の顔が硬くなったように思える。


「ちょっと話、できる?」
「・・・はぁ」

買出しの時間を気にしながらも
話を聞くくらいならいいだろうと、頷いた。




【遅咲き花。2】




ほけーっと鳴り響くヤカンの沸騰する音を聞いていた。

ガチャン。

玄関のドアの音が聞こえ
私は漸く、我に返った。
慌ててヤカンの火を止める。

・・・通り過ぎられると思ったのだが
珍しく兄は帰って来てすぐにリビングに入ってきた。

「・・・お、帰りなさい」
「あぁ・・・ただいま」

そう言って兄は傍にあったソファーに
疲れたように座ってしまい、こちらからは表情が見えない。。。
相変わらず重い空気で声をかけようか躊躇ったが
・・・お茶を淹れようとしていたのを理由に使い


「お兄ちゃん、お茶淹れるけど・・・飲む?」
「ん。。。あぁ、貰う。」


兄のその返事に、よし!小さく喜んだと
新しく兄のカップも用意した。
濃いめに蒸らした紅茶を注いで兄の元へと向かうと
テレビもつけず、ソファーにもたれかかって目を、伏せていた
疲れているのだろうか?と声をかけるのを躊躇い
その足元に座りながら兄の前にカップを置く。
テーブルにカップを置いた僅かな音に
ゆっくり瞼だあがる。。。

「・・・あ、紅茶。。。置いとくね?」
「・・・。」


けれど、なにも答えてはくれない。
居心地が悪くてもう一度声をかける・・・


「・・・・・・お兄、ちゃん?」
「さっき。。。」

「?」


兄の眼が向けられる。
びくっと体が震える。。。

兄が、怒っている。

ソレは、解かった。
でも・・・今朝まではそんな雰囲気はなかった。
昔から時々兄はそんな眼で私を見ていた



兄は、私が嫌いなんだ。。。と



「駅で何、話してた?」
「・・・えっと。」

「俺に言いたくないこと?」
「そう言う訳じゃ、なくて・・・」



私は兄から目を逸らした。
静かに部屋に響く声はあからさまに怒りが見る
いつもの癖で、何もいえなくなり
小さく震える。



「告白されたんだろう?」
「・・・!!」


思わず顔を上げると
兄の眼はいつもと変わらずに
私を見下ろしていた。


「・・・あれは」
「どうするんだよ?」


私が返事に言いよどんでいると
兄は見下ろしやすいように体勢を変えて、言葉を続ける。



「・・・付き合うの?付き合わないの?」



「どうするんだよ?」と聞いてくるそれが怖くて
また、小さくなりながら兄を見る。
震える手を押さえて、喉の奥で乾く言葉を
どうにかして返したくて・・・口を開ける。




「・・・わ、」
「わ?」

「私にはまだ早いと思う、の。。。嬉しかったけど
 まだ・・・男の人のこととかよく解からないし?

 だから、付き合うとかは、早いかなぁって。。。////」





兄に殴れたコトなどは1度もない。
それでも、私はいつも兄が・・・怖かった。

兄が私を見る眼が・・・いつも怖くて。

嫌われたくなくて
嫌いになって欲しくて

兄の視界に入らないようにした。
後ろに居て、ただ背中を見ていた。


きっと、それだけで良かった。。。


「・・・そう。なら?」
「?」

ゆっくりと、兄が動く。
不思議に思った直後

兄の指が頬をなぞり髪を撫でる。


「・・・教えてやるよ?」


その声が、何故目の前で聞こえるのか
・・・その時はまるで理解が出来なかった。

どうして、こんなに近くに兄が居るのか解からなかった。














触れる唇の感触と隙間から入り込んでくる違和感に
何は起こっているのか自分の頭では到底、理解は出来ず
逃れようと押しのけようともせず
兄の制服をただ掴むことしか出来なかった


「ふぁ・・ん」
「ほら、ちゃんと真似て」


時折、角度を変える口の隙間から
僅かに呼吸を取ることに必死で
兄が何をしたいのか、まるで解からない。

ただ、唾液の絡まる音が頭の中を支配する
息が詰まりそうで、でも、忘れそうで
それでも、兄の言うようにその動きを真似てみる。
兄のように艶かしく動かすことが出来ず
たどたどしく絡めると、噛まれた。
きつくでは無く、それほど力をこめずに甘く噛まれた。
でも、今度は本気で噛まれたらどうしよう。。。と思い
必死で兄の動きを真似てみた。


不意に背中が何かに倒れこむ
テーブルだ。。。なんでだろう?
どうして、テーブルに押し倒されているんだろう?

すでに息が軽い運動後のように荒く、上手く力が入らない。
頭が回らない・・・元から良い方ではなった、けど



「お・兄ぃちゃん・・・?」



ただ、静かに見下ろす兄が歪んでみえた。

【next】
終わっておうこうか。。。
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