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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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鬼畜って何だろう?

もっとイロイロしてやりたかったです!!!
・・・ごめん、庵さん。。。

いがみ合ってるのか?病んでるのか?
謎なんですが・・・それでもイイよ!!って方のみ!!お願いします



※双子は仲良しじゃなきゃ許さない!!な人は見なかったフリで!※



さぁー寝る時間がない!!!
(゜-Å) ホロリ

セミナー頑張って耐えて来ます////
庵さんの鏡音君と錫さんのぬこメイドはお守りですvv

ごち!!!

拍手


***



あの時

音を立てて壊れた。
ソレは、鏡だったのか・・・




それとも?




【鏡の欠片】





頭から冷たい水をかけられて
意識が漸く浮上する。

身じろごうとすると後ろに繋がれた
鎖がギリッと腕に食い込んだ。
その冷たい感じに、何となくだが頭が理解し始める。
いくつも当てられるライトが眩しくて
覚醒仕切れて居ない頭で部屋を目を細めながら
見渡しみるが・・・まったく知らない場所、知らない顔が揃っている。



「おはようございます
 お目覚めはいかがですか?」


肌寒い空気の中でその声が、部屋に響く





   あぁ、よりにもよって・・・





また意識が沈む。
けれども、その声はソレを許さず
ヒュンっと空気を切る音が響き
鈍い音と痛みが頬に走る。

恨みをこめて睨みつけると
その瞳を細め、笑ってみせた。



「そろそろ話していただけませんか?
 そんなに酷いことはしたくないんですよ?」
「・・・。」

「・・・相変わらず強情な方ですね?」



やれやれと困ったような口ぶりだが
その顔は、この状況をとても愉快そうに楽しんでいた。
吐き捨ててやりたい言葉はあったが・・・
今は口を開けることさえ、辛い。







   眠りたい。
   夢にしたい。

   もう・・・忘れてしまいたい。







そう思って、目を閉じた
すると、突然頭に髪を毟る取るような痛みが走り
その痛みでまた意識を引き戻される


「・・・っ!」
「誰が寝ていいといいました?」


アイツに指に髪が絡められ無理やり
その顔の近くまで引き寄せられる
きつく睨みつけると・・・
その目は細くして満足そうに私を見た。




「あなたの隊は全員殺しました。」
「・・・え?」




ニコニコと笑いながらアイツが
不意に手をひらりと上げると
後ろに控えていた誰かに何かを手渡した。
書類のような袋から奴が取り出したのはいくつかの写真

ソレは私の足元に撒き散らした。

それが何かを確認しようとして
下を向き・・・自分の顔が強張るのが解かる。




「あなたが必死になって逃がそうとしていた
 お仲間は・・・全員殺しましたよ?」
「・・・な、」





   言葉が続かない。
   頭が回らないからだ。





「あなた一人を敵に売るような輩
 そんなやつらこちらには興味ありませんし」


髪からアイツの手がゆっくりと離れ・・・
両腕の鎖が邪魔で座ることが出来ず
私は崩れるように床に膝を着いた。




「必要もない。」



だから、殺しました。と奴は何度も繰りかえした。
声が喉に張り付いて、息が出来ない。





   苦しい
   くるしい

   気持ちわる、い

   頭がおかしくなりそうで

   必死に自分を保とうとすればするほど

   ・・・壊れていく。
   崩れていく。





そんな私を見て、奴らは笑った。
けれど、その空気は一気に凍りついた。


「・・・黙れ。」


その短い言葉だけで部屋の空気を一気に下げる
透き通るように響く声は・・・

まるで指揮者のよう奴らの笑い声を止めてみせた。





「お前達、全員出て行け。」
「・・・し、しかし!」

「おや、命令が聞こえなかったかい?」
「・・・・い!!」




私の方からでは、アイツの顔は見えなかった。
しかし、奴らの顔を見れば・・・何となくだが想像は出来た。
奴らは天敵から逃げ出す蜘蛛の子の様に
さぁぁっとその場から逃げ出すようにその場を後にし

私たちだけが、残された。

















「これで、やっと二人っきりだね?」

屈託のない笑みを見せ
その手はするりと頬を撫でる





   この手は、憎むべき敵軍の手。
   この手は、私の仲間を殺した手。

   この手は・・・





アイツの舌が頬を撫でる
唾液がしみて、殴られら時に付けられた
痛みを微かに思い出すと、はらはらと涙が落ちる。。。
ソレさえも受け止めるように、静かにすすった。


その行為は、まるで子供の慰め合いのようだ・・・。


だけど、次の瞬間
体が大きく、震えた。

肌に触れるか触れないかの位置で
ナイフの冷たい気配が触れていった。

私は思わず信じられないものを見るように
目の前の相手に目を向ける
けれど、ソレさえ彼には楽しげな一興。
口元の冷ややかな笑みを見つめながら
か弱い女のように首を振ることしか出来なかった。





「さぁ、あなたには“罰”を与えないと・・・」
「・・ぃ、や」

肌蹴は服の間にその手が入り込み
ゆるりと体を撫で上げる
私の反応を楽しみように触れるだけの
その行為が恐ろしいとさえ感じた


「っ・・・・やめて!レン!!!」
「あぁ、まだ憶えていてくれたんだね」


他の誰にされようがソレは
屈辱で済ませられると思っていた。
だから、平気だと思った。
例え捕まって、屈辱を受けようが殺されようが
・・・それでも良かった。




でも、違う。
レンだけは、違う。

彼だけは。。。

他の誰とも違う。













だって、レンは
だって、あの手は









「・・・嬉しいよ、姉さん。」







私の、片割れ。
引き離された私の・・・弟。





壊された、鏡。
いくら繋ぎ合わせても

その歪みは2度と元には戻れない。



【end】
敵軍の双子vでした。。。
本当は庵さんが書いてくださるので・・・はぁはぁ///
忙しそうだったので、こそこそ書いてみたv
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