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レンリン以外は生きる気力です!!     現在進行形でからくり卍ばーすと中心に       頭の中が溶けていますので        ご利用にはご注意くださいwww
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手違いで、書き掛けうpして失礼しました。。。
いつもとちるのよね~ぇ・・・。

なんとなく、萌萌していたところ?悶々していたところ?
こそこそ書いてみましたv

・・・なんか、最近はどーも文字が書きたいらしくて。。。
何の反動だろう??


もともと、しんりょさんが書いている「カンラレラ」のお話ではなく
今回は魅惑誘惑なPVの方のお話になりますので、あしからず。。。
・・・たぶん、しんりょの話は誰も知らんと思うよ?(苦笑)




悶える!!!!
すごいよぉぉ!!!

・・・先輩達!!!(そっちか!!)

いえ、レンリンもかなり萌萌ですよ!!!
ほんと、性教育って大事だね?(笑)

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***



すべてを、こわしてしまいたい。



【カンタレラ~箱庭の子供たち~】



まだ、あどけなさを残す少年はある部屋へと向かう。
異常に広い屋敷から少年は
産まれてからこの屋敷の外から出たことはない。

別に出たいと思ったこともない。

なんの不自由もなく
着るものも食べるものにも
まして、この生活に不便など感じたことはない。。。

暫く、長い廊下を歩いたところで
年季の入ったドアの前に立つ
そこは、書斎。
たくさんの文献、読み物。
ジャンルは絵本から大人向けの話のものまで
他人から見ればある意味、図書館と言っても過言ではないだろう。

そんな部屋の中を散策しにきているわけではない。
・・・いくつかの棚を通り抜けたところで
少年はその人を見つけた



「父さん。」
「ん?レン?・・・どうしたんだい?」

ぱたんと本を閉じながら
青い髪が振り返り際にゆれる。

「母さんが探してます。
 いい加減本の虫になっていないほうがいいですよ?」
「おやおや、それは大変だ。
 すぐに戻らないと・・・。」

・・・と言ったところで
そんな彼の腕にはいくつかの本が。
何か言いたげに、彼は息子の顔を見る。
少年の綺麗の顔が僅かに引きつったが、手を差し出した

「ホントにごめん。今度レンの好きなアイス買ってくるから」
「・・・はいはい、リンの分も忘れないでください。」

「はいはい、解ってますとも。
 本当に・・・仲がいいね?」


「お父さんは嬉しいよ。」と言いながらその頭を撫でると
持っていたい本を預け、急いで部屋を後にする。


「・・・あ~めんどくせぇ。」


閉じたドアに向かって悪態を吐きながら
渡された本を棚へと戻そうと書斎を見渡す。
あの人が読むものに興味はない
基本的に経済学的なものが多い・・・が、最近は違う。

妙に草花の本が多い気がする。
まぁ、別に興味はない・・・けど、彼女は好きだろう。
よく母さんと庭のバラ園で花を愛でているのを知っている。


彼女と自分は、双子。
鏡合わせのように


同じ髪
同じ目
同じ肌


唯一違うのは


・・・男か。女か。



小さいときからずっと同じベットに寝ていた。
・・・けど、そろそろ自分の部屋が欲しいでしょ?と言って
俺達にそれぞれの部屋を分け与えた。

無駄に広い屋敷だ
部屋なんて腐るほどある
だから、それほど意味のないことなのだろう。

けど、両親はそこで俺達に男女の判別をつけた。









それでも、彼女は毎晩俺の部屋に来た。
お気に入りのうさぎを抱えて部屋に来た。

時には、枕でじゃれすぎて
中の羽が出てきてしまい
2人で証拠隠滅もしたことがある。








ばれては、いけない。
知られては、いけない。
















両親は、知らないのだから。。。けど。















いつもベットの中で繋いだ手を繋がなくなったのは、いつだろう?
傍に居るのに何故か寂しいと思うようになったのは、いつだろう?



・・・何かが足りないと思うようになったのは、いつだろう?

そして、この思いは口にしてはいけない。と
こんな醜い感情に気づいたのは、いつからだったのだろう?



最後の本を棚に仕舞うときに不意に、手を止めた。
本棚の奥に何かある。

本棚の本をいくつか出して
思いっきり背を伸ばし漸く届いた。

ソレはとてもとても古びた箱。
銀細工も今は色あせているのだが
昔はもっと煌びやかなものだったのだろう。
しかし、そんなものが何故こんな所にしまわれている?

・・・いや、コレはまるで誰かが隠しているのでは??


では、何のために?


何なのか解らず箱に手をかける。
鍵はかかっておらず、中には何本かのガラスの瓶が入っていた
一つを手に取り、中を見れば透明な液体が瓶の中で
光に反射しキラキラと光っている。




「リンが喜びそう。」




教えたい。

けど。

コレが誰のものか解らない以上
勝手なことをしない方がいいだろう。

惜しい気もしながらその瓶を再び箱に戻し
本棚の中へと隠した。
本もさっきと同じ並びにして・・・あとは、知らない。

軽く手をはたき、自分の仕事を終え
部屋を後にしようとすると
屋敷で一番大きな時計が時間を知らせる。





「あ。おやつの時間だ。。。
 早く行かなきゃ」





急いで部屋へと向かう。
今日のおやつは何だろ?っと
子供らしい期待に胸を弾ませて

レンは双子の姉の待つ部屋へと向かう。

そんな小さな背を見ながら笑う存在に、気づくことなく。。。

【end】
先輩は、パパとママです。(笑)
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